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10周年記念パーティ&クランペットについて語る [お知らせ・あいさつ]

11月9日(日曜日)

6時くらいからカフェクランペット10周年パーティを開催します!

たくさん食べてたくさん飲んで、ちょっとした楽しいゲームもあり。クランペットのパーティは楽しいと評判です!(らしいよ~)

参加費5500円 (フリードリンク、ビュッフェのお食事)

ご参加いただける方はお電話またはメールにて 03-3705-5444 cafecrumpets@gmail.com

 


「クランペット」

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イギリス発祥のイーストで醗酵させ焼いたパンのような食感のもの。イギリスのパンケーキですか??と聞かれますが、イギリスで言うパンケーキは日本のクレープをもう少し厚くしたものなんですね。なので、クランペットはクランペットなんです。。。。って少々説明しづらいのですが。

イギリスには年に一度、パンケーキデイと呼ばれる日があって、その日はクレープに似たイギリスのパンケーキを食べます。私がイギリスにいた頃も、おうちのお母さんが作ってくれました。

これがうまい!!レモン、砂糖、バターだけのシンプルなクレープ状のパンケーキ。毎度おかわりしてました。まるでクレープ。でも、もっとおいしい気がした。

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復活祭に備えて断食を行う前日のこの日をパンケーキディとしているそうです。

本当に断食をするわけではないのですが、その名残で毎年その日にパンケーキを食べる風習が現在も健在しているんですね。

クランペットって、イギリスではスコーンほど日常的ではなく、普段食べないよってイギリス人もいました。実際、スコーンはどのカフェでも、どんなスーパーでも、コンビニっぽい店でも売っているけれど、クランペットは限られたスーパーのみ。カフェで出しているところも殆どないです。

外で食べるというよりは、スーパーのパンコーナーで買って、朝食にオーブンで温めて、バターとジャムを塗って食べる。。。。そんなあっさりした食べ方が主流のようです。

そんなクランペットをお店の看板メニューにすると決めたのは10年前。当時はクランペットを出しているお店なんて、私が知る限り、日本になくって、実際、イギリスでもスーパーのものしか口にしていなかったので、どれが正しい味なのか未知のものだった。ぶっちゃけ、すごくおいしいと思ったものでもなかったんですね。

でも、店名を「カフェ クランペット」にした以上(「クランペット」というサウンドがかわいらしくってこの名前にしたのだ。それだけ 爆)、おいしいクランペットを出さなきゃ話にならんだろってことで、苦労しましたね。本当に。

醗酵させる生地なだけに、生地を前もって作り置くことが出来ない。どのタイミングで焼くのがおいしいのか、どうやったらいつ時もおいしいものを提供できるのか。。。。よくわからない。確立するのに、お店をオープンしてから2,3年かかったんじゃないかな。今の形になるまで。

イギリス人のお客さんたちが、「国で食べるやつよりおいしい」と、言ってくれたときは本当にやっと、できた~って思った。

そんな現在でさえも、おいしく出来てるかなって毎度心配。だから、毎度食べてます。ほぼ毎日。実際、好きだから、クランペット。で、大丈夫って思えるものを提供。駄目なときはスタッフに引き取ってもらう。

そんなクランペットのお話の続き、もう少し付き合ってくださいませ。

◆10月12日(日)貸切のため、15時半より通常営業となります。