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ノーリッジのモリー [イギリス2011]

2月に行ったイギリスネタ番外編。

Norwichという田舎町、ここに9ヶ月ホームステイしてました。わたしが生まれて初めてイギリスという国に降り立ち、初めての海外生活を始めた場所。そのときはほぼ英語もしゃべれない状況。当時フランスの輸入服の会社に勤めていた。周りは英語はもちろん、フランス語も話す「トリリンガル」の方々が多数。わたしの仕事は直接外国語が必要ではなかったけど、毎日が一人コンプレックス。電話も取れないし、フランス人のお客さんが来ると逃げるように仕事に集中する。会社の人たちはみんな気さくでだ~れも自分のこと気にしてないのに、、いつもそんなこそこそしている自分が哀しくって。一念発起して、英語出来ませんコンプレックスの自分におさらばする決意をし、行ったこともないイギリスへ。

その国を好きになるか否かはその土地で誰に出会うかによると思う。どんなにおいしいものを食べて、どんなに素敵なホテルに泊まっても、その国の人に嫌な印象を受けたらその国自体を好きにはなれない。わたしはラッキーだった。取っ掛かりがこれほどの田舎町(ごめん、)で、家には犬が数頭、小動物たちもいる。お父さん、お母さんが優しい。英語がなまってない。おまけにご飯もうまい!しかしそんな生活の中にも辛かった時間が。それは一緒にイギリスのコメディー番組を見るとき。字幕があってもまったくわからんのだ。何でそこで笑うんだ。どこが面白いんだ。テレビでもお茶の間でも大笑いするとお父さんが決まってわたしに振り向き「どうだ!おもしろいだろ!」みたいな顔をする。「そうだね~。へへへ」とごまかすのも毎度やってると「おめーほんとはわかってないだろ」みたいな顔されると悲しくなるのよ。

まぁ、それは抜きとしても、いろんなところに連れて行ってもらいました。じつはこの家、家族がべらぼーに多いのだ。子供が7人にその孫が15人以上だったか。ひ孫もいたぞ。+親戚ピープルです。覚えてられません。家族が多いからイベント多し。日本にいたら勘弁って感じだけど、こっちは英語を勉強するのに時間とお金を使って渡英している社会人です。時は金なり。誘われればどこにでも行きましたよ。だれだれの銀婚式パーティ、だれだれの退院パーティ、庭をきれいにしたからバーベキューパーティ、犬にパピーが生まれたから見にいこう。クリスマスにイースターと目白押し。もちろん日本人はわたしひとり。パーティなんてどうして良いかわかんないから飲むしかないです。とりあえずかけつけ数杯飲み、あとはダンスに参加し、回ってきたお酒で、なんとなく話しに参加するようになる。行くときはドキドキ、緊張、いや、やめちゃおうかなんて思うけど、行ってみると毎度「行ってよかった」なのだ。小さいながらも勇気を出してよかったなのだ。

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7年ぶり。この家を離れて他のイギリスの町にいた時も月に一度は遊びに来てた。大好きな二人。おいしい料理。わたしのお店作りの原点はイギリス、いや、この家にあるのだ。

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お店でも出してるフィッシュパイに、スティームドプディング。なんてうまいんだ。

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でもね、もうひとつ思い入れの強い理由。ある犬の事。

それはモリーというラブとロッドワイラーのミックス犬の女の子。この犬にどれだけ慰めてもらったか。いきなり違った環境にはホームシックの自分。柚を日本に残し、知り合いもなし、言葉も分からずの時。犬だけは万国共通なのです。日本語が分かるのだ。ドンだけ話しかけたかな。モリーにはいろんな話を聞いてもらった。泣き顔も見せた。

7年会っていない。元気かなぁと心配だったけど。いたの。もう14歳。

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このとき実は悪性の腫瘍で前足が膨らんでいた。診断されたとき残り数ヶ月との話だったのに、それから半年以上も経っていた。わたしに会うとうれしそうに擦り寄ってきて、昔のような力強さはないけれど、コミカルな愛らしさはまんまだった。

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別れの朝、この犬にもう二度と会うことはないんだろうなぁと実感し涙がこみ上げてきた。モリーを抱きしめて泣いてる私にこんなかわいい瞳で見つめて「会いに来てくれてありがとう」といわれているようだった。

日本に戻って3日後。連絡があった。モリーが亡くなったと。

まるで私が会いに来るのを待っていたかのようだった。不思議で仕方がない。今回どうしてもイギリスに行きたかったのもモリーに呼ばれたんじゃないかとさえ思う。

女の子なのに、そう見られたことがないモリー。頭が大きくってサメみたいだとからかわれていたモリー。おもちゃの引っ張り合いでは力が入りすぎ、引きずられたよ私。私のベッドを先に占領し、一緒に寝たよね。どれだけあの大きな体を抱きしめたかな。どれだけあの大きなべろに舐められたかな。モリーがいたからイギリスでやっていけたよ。一生忘れることの出来ない、私の宝物。かけがえのない犬、モリー。いつかまたどこかで会いたい。

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今日のブログは長くなりました。でも読んでくださってありがとう。


一番好きなカフェin UK [イギリス2011]

あっついな~、まだ夏は始まったばかりとは、きっついなぁ~。涼しいイギリス行きたいな~。夏休みにイギリス行く人いたら教えてください~。うらやましがりますので。( ̄▽ ̄) ニヤ

ロンドンから北へ2時間ほど列車に乗ると「Norwich」という田舎町に着きます。この町に9ヶ月ほど住んでましたが、古さが良い魅力の町。買い物にも困らない便利さ。古い建築物、自然がたっぷと残っている。そして、住んでる人たちがいいね。近年はショッピングの町としてもとっても人気になってきたそうな。

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王室じゃなくって、クランペット御用達の店。「Tea Junction」。うちで使っている紅茶はすべてこちらのもの。このお店、小さいけど、かわいい小物もいっぱいで、大好きだったからね。日本へのお土産はほぼココで買ってたなぁ。で、お店を開くときに、迷わず紅茶はココで!!と決めたのです。しかし、注文して届いた荷物、2回に1回はオーダーと違うものが入っている、もしくは入っていない。( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 毎度荷物をほどくのが軽く緊張。

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クランペットのカウンター上に飾ってあるピアノ型のティーポット(気づいている人いるかな~)は10年前にココで買ったものです。

 

Elm Hillという700年以上もの歴史がある、まるで中世の町並みのような一角。

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そして、イギリスで一番好きなカフェは多分ここだな~。友達と良く通ったもん。久々に訪れても同じ空気、同じにおい。

「BRITONS ARMS」 60年前にコーヒーショップとしてスタートしたカフェ。

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暖炉の前のこの席が特等席。しかし、ラーメンヘアのにいさんが既に先客だった(ちっ)

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まぁ、しっかたない、窓際の席もいいからね~。左がメニュー。どれもおいしそうよ~(読みづれ~)。なにななに、ラムのクスクスにポークにチャツネ、玉ねぎとブルーチーズのタルトに、えびのキッシュだ?よし、それ、キッシュ!。 野菜の付けあわせがボリューミー。奥のカフェラテもデカサイズ。

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お客さんほぼ、地元人。それもすこぶる年齢層高いです。平日のこの時間だから、みんな働いているのよね。このお店に限らず、どこのカフェも、白髪のカップルがほとんどでした(そこがいい)。なんかね~、やっぱりロンドンより断然好きなんだよね。時間の流れ方がさ、自分に合っているの。

 

でも、戻って、ロンドン。ご存知Notting Hillにある有名なこの通り。

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このミシンたちは何。すんごいよ。ちなみに、洋服屋さんです。

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生まれ変わったら住みたい。

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お茶したのは「Le Pain Quotidien」ベルギーから来ているカフェらしいです。

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スコーンの大きさもさることながら、なんとダイナミックなジャムたちよ。

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参加者募集中

◆7月25日(月)コラージュセラピー 

◆7月25日(月)カフェマナートレーニング 

 


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The Rockwell Hotel [イギリス2011]

2月のイギリス

一人旅のいいところは自分ペース。これでもか!ってくらい歩ける。さっき悩んで買いそびれた店に「やっぱ買おう」とまた戻れる。美術館で見たい絵に向かって真っ先に早歩きし、美術館を出るまでにその絵をあと3回見て回れる。でもマイナス面もある。一人ご飯の店が限られる。一人で入りづらい店も多い。あと、なんといっても宿泊費がかかること。シングルもツインもそう変わらないもの。で、なるべく宿泊費かけたくなかったこの旅。でもさすがに最終2泊はそれなりのホテルに泊まりたく。

それがThe Rockewell 小関さんがヴァージンのHPで紹介していたホテルなの。前から目をつけていたんだね~。

ロケーションがよろしい(kengingtonというナイスなエリア)。そして地下鉄を乗り換えなしでHeathrow空港まで一本。運賃安い!たしか600円くらいか。 

スタイリッシュ。北欧風。モダン。清潔(これ最重要)。

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そんなに高くないのだ。たしか一泊1万5000円くらいだったかなぁ。こんな一等地で、サービスもよろしく、何よりうれしかったのが。

朝ごはん。このインテリアつぼ~。

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シリアル豊富。フルーツたっぷり。イギリスのおいしい薄い食パンや、パンの種類もいろいろ。ヨーグルトもジャムも、食べ放題。

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こちらはコンチネンタル(ビュッフェスタイル)だけど、フルブレックファスト(卵、ベーコン、ソーセージ、ビーンズなどのイングリッシュブレックファスト)も選べるのだ。

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スタッフの皆さんが若い。そしてとっても感じがいいのだ。一生懸命やってます!ってとてもまじめな雰囲気。イギリス人じゃないっぽい(笑)。北欧の人たちなのかしら。みんな色白でおきれいです。

2泊し、最後の夜はホテルでゆっくりしたくって、夕食もコチラでいただきました。

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一人旅の不便なところ。自分の写真が少ない。だからこんな風に撮ったり。

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ホテルのお兄さんにとってもらい。

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しかし、にいさん、人物ちいさ!

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こんな素敵なレジデンスエリアにあるホテルなのだ。超お勧め。

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おいしそうなお惣菜&スィーツテイクアウトのお店に。

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ホテルへ向かうロンドンバスの2階から見えたハロッズに。

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参加者募集中

◆6月26日(日)コラージュセラピー レターセットを作ろう

◆6月27日(月)カフェマナートレーニング

◆7月3日(日)、4(月)mili's 撮影会

 


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マンチェスター [イギリス2011]

◆KIZUNA NO DOG NO LIFE 写真展やってます。

展示写真も少し増えました。そして生徒さん、Mam先生撮影のポストカードの売り上げも好調。こちらはすべて震災募金となります。カメラ興味ある方はもちろん、一般のお客様、犬を飼っていないお客様も多くの方々が募金をしてくださっています。優しい方が沢山です。こちらのポストカードも品薄だったため、新たに増やしております。かわいらしい、素敵な、飾りたくなるようなポストカードが沢山です。お早めに!!


マンチェスターってサッカーのクラブチームのあるところ。。。。そしてちょっと危ない町のイメージ。はっきし言ってさほど興味がないイギリスの街。でした。が、2月にイギリスに行ったひとつの目的はその町に住む友達に会いに行く事。

ロンドンユーストン駅から特急で1時間半弱。列車もバージン。手広くやってます。この会社。

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マンチェエスターの駅で待ち合わせ。無事に再会(よかった~)。ちっとも変わらないかわいらしいまんまの彼女。

マンチェスター出身の彼女はここのセカンダリースクールで教師してます。ひろ~い芝生の敷地にふる~いレンガ造りの建物。設立80年。もうさ、イギリスって古いのが超魅力。建物の中も廊下もすっごい雰囲気ある。 

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学校より素敵なのが彼女の家。これまた古いレンガづくり。町並みも平和的で、、、ごめん、マンチェスター、勘違いしていたよ。

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もう家中どこもセンスよすぎ。自分が生きてきた中で一番好きな家かもしんない。外は古いのに中はモダンなのだ。こんな建物日本にないです。彼女の抜群のセンスに脱帽。ぜ~んぶ自分一人でやってるんだよ。えらい!特にバスルーム。シャワーブースもちゃんとある。暖炉もほんとの火が入ってあったかいのなんの。ずっといつきたい。この家売ってくれ。

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ソファでだべりながらおなかもすいてきたので、近くのイタリアンレストランへ。田舎町にあるレストランって感じだけど、地元の人たちにとっても愛されている様子。金曜日の夜だからかな、満席。

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なんたって量が多い。そして本当、おいしいのだよ。

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「もう一杯行っちゃう?」といいながら何杯飲んだかねぇ、。そしてお互いの近況から昔話まで話止まんなかった。辛かった過去の話。そのときどれだけあなたに助けられたか。お互い様。「今だから言うけどさ。」「うっそ、私のことそう思っていたの?」「およよ(泣」そして、「デヴィッドベッカムはアホだよ。」「え、○○ってゲイなの」「げっ、あの人愛人だったの?誰の?」笑い止まんないね。話せば話すほど、彼女が大好きだ。うれしいなぁ、こんなところに友達がいて。

日本から来たよ~っていうと、大喜びのイタリア系のお店のウェイターさん。陽気でいいよね~♪見たまんまの方です。

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「この後どうする?Junko」「帰りたい?それともどっか行く?」「行く行く~」。で、なぜか中東のお店へ。

一人じゃ無理~。怪しげな店内。真っ暗だす。みんな何してるかというと、「水たばこ」

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こんなの砂漠みたいな町でターバン巻いた人たちが吸ってるのテレビで見たことある。それがマンチェスターでできるのですよ。すばらしい!わたしは初心者なので、たしか「りんご味」(フレーバーが選べる)。タバコといっても体に害がないそうな。確かにどんなに深く吸ってもむせないし、むしろ息がさわやかになる感じ。

夜のマンチェスター市街地は怖いです。友達に「一人じゃ絶対に歩いちゃだめだよ」って脅された。

笑ったのはこの街が「ゲイヴィレッジ」とい呼ばれている事。これきちんとガイドブックにも載っていた。そこらじゅう普通じゃない人だらけに見えた。あたしらもぴったり女同士で歩いてたからそう見えてたんじゃないだろうか。

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ATMで並んでいると胸にパットを入れた、金髪のかつらと白い大きなサングラスにマイクロミニスカートのまるでイギリスのIKKOさんみたいな人に声かけられ、友達のように彼と話をする彼女に軽く尊敬の念(たのもし~)。最後は私と硬い握手をして「あら、あたし日本大好きよ、大阪行った事あるのよ」って。貴重でアメージングな経験。クール!

この後彼女の友達と合流しなんと、「クラブ」に出かけました。わたし、日本じゃ、そういうところ娘の頃以来行った事ないのだ。しかし、何事も経験だぁって旅先では躊躇なし。でもそこで彼女の友達が大変な事になり、その彼女をおいて、友達と二人で帰りのタクシーで大笑い。気づけばもう夜中の3時近く。遊んだね~。充実感たっぷり。

次の日は二人で朝ごはん食べて散歩して、駅まで見送りに来てくれて。夢のような1日半は終わりました。別れの日は言葉少なくなるね。すぐ会える距離に住んでないもん。だからこそ大事にしたいんだね、こういう時間、こういうチャンス。会いたい人には会えるときに会いに行く。後悔しないように。

今度はもっとゆっくり滞在するね!と約束して。そしてマンチェスターという街が住んでもいいかな~くらいの好きな場所になりました。行かなきゃわからなかったね。

 

◆5月23日(月)10時~ カフェマナーレッスン 参加者募集中

◆6月4日(土)17時~ ジャズコンサート 予約受付中です。  

  ※ 6月8日(水)16時~貸切です。

 


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カフェ ロンドン編  [イギリス2011]

たまに出すイギリスねた。

2月末に7泊9日でイギリス行ってきました~。友達誘ったけど、「再来週イギリス行かない?」って二つ返事でついてきてくれるわけもなく(はは)結局一人で行ってきた。7年ぶりのイギリスはやはり大好きなまんまだった。劇的に変わった感じもなく、7年の歳月はほぼ感じず。

地下鉄(TUBE)は平日ならほぼ問題なし。でも、止まったり、電気消えたり、構内すべてのチケットマシーンが突然使用不能になったりはするけどね~。そして恒例の窓口大行列。

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イギリスに着いた夕方、ホテルにチェックインしてフラフラとご飯食べに出ました。まずはパブへ。

おなかがすいてたまらなかったけど、7時前なので食事のサービスなし。このパブからツィッターでつぶやき始めたのだ。セコイ携帯でよくも送れたものだと感心しました。日本とふつーにつながってるなぁ。これは7年前にはなかった事です。

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7時まで待てず(おなかすいた、死ぬ)、パブを後にし、レバノンレストランへ。なぜレバノン???実は小関さんからイギリスに旅立つ前に「女一人で行ける店」を教えてもらっていたのだ。その店のひとつがここ。

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メニュー見ても何がなんだかわからず。ニコニコ顔のおじさんが薦めてくれたものを素直にオーダーしました。ラムのシチューとお店自家製のりんごジュース。活気があっておいしいお店。

 

次の朝は外で食べるんだ~って決めていたので、さささっと出かける。ここPaddingtonの駅。

通勤時間だね。

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Liverpool street 駅から15分くらい歩いた。迷わずに行けた。ここ、コンランショップがやってるカフェらしく、イギリスらしいご飯が食べれると日本でチェックしておりました。「Albion」

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お店の入り口にはオリジナルのオーガニック製品や、自家製パンが売ってた。

てきぱき笑顔のお姉さんが案内してくれた席はゆったりしたベンチシート。オーダーしたのはコレよコレ、イングリッシュブレックファストです~。

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卵の調理法は選べる。これはポーチドエッグ。ベークドビーンズに、焼きトマト、焼きマッシュルームにベーコン、ソーセージ。ずっしり来るね~。朝から。でもおいしいんだよね~。たまに食べると。

ウォレスコレクションという美術館の中庭にあるカフェ。巨大サンルームみたいになってるからとってもあったかい。タルトタタンもおいし~。期待していなかっただけに意外でした。

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ただ、サービスあまりよくないね~。やる気なさそーだもん。

ロンドンではいくつかのホテルに泊まりました。イギリス着いてからもまだホテル決めてないめてない日もあったので、旅の途中ココのB&Bを予約。家族経営っぽい小さなホテルです。が、清潔!人がいい!朝食もうまい。

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左)ホテルの入り口のドアに「ドアは静かに閉めてね」 B&Bなので玄関の鍵も渡されているのだ。

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お部屋から見るまん前にあるのはインテリア系の会社かな。

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しかし、部屋にバスルームがない(トイレもなし、でも問題なし)のに、シャワーだけはある。こんな感じで。

なんじゃこりゃ。クローゼットの横に白い箱型の部屋が。これなんとシャワー。それもじゅうたんの上に。湿気たりしないのか心配になりましたが、そんな様子もなく。みんな部屋を濡らさないように細心の注意を払ってシャワーしているのだろうか。だって、写真撮ってるこっち側はベッドだよ。超危険。

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うける。

でもなんだろうねぇ、またココ泊まりたい。

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◆5月23日(月)10時~ カフェマナーレッスン 参加者募集中

◆6月4日(土)17時~ ジャズコンサート 予約受付中です。

◆KIZUNA NO DOG NO LIFE 写真展やってます。

  ※ 5月14日(土)ランチタイム貸切です。


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おかえり&Cath [イギリス2011]

ちょっとうれしかったこと

インターの学校は地震後の次の週末からが春休みだったけど、1週間前倒ししてほとんど帰国していた。春休みが終わって彼らは日本に帰ってくるんだろうかと、いや、ほとんど帰ってこないんじゃないかなぁと思っていた。

そしたら馴染みのアメリカ人。「あれ~!帰ってきたの~!!」

「ひさしぶり~、じゅんこ、だいじょうぶだった~?」

久しぶりの意味が違う。また日本、東京で会えた事、戻ってきてくれた事がなんと嬉しかったか。お互い無事にまた再会できハグし合った。

もともと自然が起こした地震、津波という悲劇。そして現在人災とも言われている原発事故。こんな大変な日本を見捨てずに戻ってきてくれた事がうれしい。彼女いわく、ほとんどの人たちが戻ってくるはずとのこと。

危険な原発任務を買って出てくれているフランスとアメリカ。仙台空港復旧を担ってくれ、現在は主要な港を開港すべく尽力してくれているアメリカ。

「アメリカは沢山助けてくれているよ。本当にありがとうね。」と彼女に頭を下げた。NY出身の彼女はにこっと笑ってくれた。そして「水道の水も飲んでるよ」って言ってくれた。なきそうになった。

世界中の人たちが日本を応援してくれてる。世界中の国から沢山の人たちが日本を助けに来てくれている。危険を顧みずの任務を全うしてくれている。昨日あたりからアメリカやフランスのことをテレビで放映してる。そんなもん、とっくにYoutubeで見ていたような映像。フランス、アメリカだけじゃない、日本にとって政治的に利益がないように見られている国だって涙が出るほどの仕事をしてくれている。そういった映像は見ているほうに希望を与えてくれる。日本のために、、、、って感動してしまう。そのことをどうしてもっとテレビで伝えてくれないんだろう。失礼じゃないだろうか。

 

お客さんのリクエストもあり、イギリスで仕入れてきた一部売り出します。

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小物ばかりですが、日本未発売のものもあり。

これがLondonのCath. あ、ココで買ったんじゃないです。Selfridgeというデパートの中にも入っていたので、そちらで。

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近くにはコンランショップもあり。

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このエリアはほんと、おしゃれ。素敵なカフェ、レストランがいっぱい。7年前はこのエリアのアパートに住んでいたのだ。そしてこちらの学校もこのエリアにあり。「Le Cordon Bleu」。ここの製菓部門で勉強しておりました。

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趣のある本屋に古い建物がいい雰囲気の町並み。

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おなかがすいたのでカフェで夕ご飯。

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マッシュルームのクレープ。ここ、高島屋にも入っている「Paul」です。でも日本のとはメニューも全然違う。

学校でさんざんケーキを作って食べているのに、ここのデニッシュ系の甘いパンが大好きでよく買ってました。この食事の後もしっかり甘い「ぐるぐるレーズンパン」買って帰った。

 4月9日(土)、25日(月)10時~ カフェマナーレッスン参加者募集中

 4月17日(日)10時~ コラージュセラピー参加者募集中

 詳しくはHPをみてね。

 


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I'm back!  最後のオチ。 [イギリス2011]

皆様こんばんは~。久しゅうございます。

本日帰国しました。楽しすぎる、おかしすぎる7泊9日。でも2週間にも思えるほど充実していて、最初は日程足りないんじゃないかとおもったけど、ちょうどよかったみたいです。あれ以上いると飽きそう。

今夜はスタッフのとっこさんと一緒にご飯を食べ、留守中のいろんな話、私のあほ話、大笑いで楽しい時間。そうそう、忘れちゃいけない、柚とも9日ぶりに再会。おかげさまで元気元気。

ミニトラブルもあり、驚きのイギリスもたくさん。携帯片手にツィッターで実況中継していたので、ツィッター見てらした方はなかなか臨場感あるイギリスを感じていただいていたようで。

一人ロンドンに着いたその日、寒さに驚き、でもうきうきして、パブでワインを飲みながら、自分が今またイギリスにいられる事に喜びを噛み締める。

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まぁ、元気いっぱいで過ごした毎日なのに、最後の最後にやっちまった。

イギリスの旅はヴァージンと決めており、(何となく)、もちろん帰りも。いつものように映画を見て、ワインを飲み、機内食も完食し、結構好きなのロングフライト。しかし、この日は何か違う。なんだか気分が悪いのだ。

「そんなに飲んでないのに。。。」気持ちが悪くなってトイレに行き、水で手を洗い、少しの間便座に座っていました。随分と気分がよくなってきたので、再び席へ。でもまたさっきみたいに気持ちが悪くなり。。。

「あ、だめ、吐きそう。。。」トイレのほうを見ると並んでる。「どうしよう。。。。」 席で深く深呼吸をする。トイレはまだ空かない。難しい状況になると余計気分が悪くなる。  

「あ、空いた」 おぼつかない足取りでトイレにたどり着く。そして、、、、

「Hei、hei、hei!! Are you all right??」男の人の声。誰かが私を覗き込んでる。だれ?体の大きな外国人?なんで?目を開けるとCAの男の人。 

「へ??」 。。。。川 ̄▽ ̄;川 ガビーン。 私ぶっ倒れているようです。

「You fainted???」  はい、気失ったみたいです、トイレに入る直前に。 後方の席で、一番後ろにあるトイレ、そこには料理、機材、その他あらゆるものがストックされるエリアで、乗客もみんな前方を向いているので、倒れっぱなしの自分、すぐに見つけてもらわなかったみたいで。

そのCAの人もびっくりした様子で、でもすぐに私の足を持ち上げて高いところに置いてくれた。血が頭の方に回ってきたので、意識がはっきりしてきた。「枕いるか」っていうので「頼みます」と。

次に冷たい水を飲ませてくれ、ちょっとの間床に寝そべったまま。「やだなぁ~、誰かトイレにきたらどうしよう。あたし廊下に寝てるし。」なんてことを考える余裕が。

元気付けようとしてくれたのか、そのチーフっぽいちょっと偉い感じのCAさんはそばに座ってしばらく一緒に話をしてくれた。もう大丈夫そうなので、ゆっくりと起き上がり、椅子に腰掛けていると、日本人女性CAさんがこれまたびっくりした顔で現れ、彼から引き継いでくれました。

顔が真っ白な私に酸素を吸った方がいいって、なんとも大げさすぎる酸素ボンベを持ってきて(これまたはずかしい、、)しばらくそれを吸ってました。トイレに行きかう人たちは席に戻ったらきっとボンベ姿の私の話をするんだろうなぁ・・・、とそんな恥だのなんだのはもうどうでもよくなり、とにかく2度とぶっ倒れたくないので、思いっきり酸素を吸った。

随分と顔色もよくなったようでその後の10時間何事もなく過ごせました。こういう人結構いるそうです。私は見た事ないけど。。。ああ、助かった。お仕事とはいえ、なんともお優しいお二人に助けられ、「もう絶対にヴァージンしか乗らない」とまた心に強く誓ったのでした。

 

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トラファルガー広場

 


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集中日。 [イギリス2011]

いっそがしい今週。でも雨の木曜日、前日とはうってかわってお客さんがぱったり。バイトさんもいない日だし静かだなぁ。そんな時、Eさんがにっこにっこ顔で現れ、ロンドンのカフェ特集雑誌をプレゼントしてくれ、まるで自分の事のように私のイギリス行きを喜んではしゃいでいた。「7年間がんばったごほうびだね」って。雨の午後、私の旅立ちを盛り上げてくれ、ちゃっかりお土産のリクエストまで与えてくれ、嬉しそうに帰ってくれた。友達も、家族もなんだか私のイギリス行きにメールに、電話にで大はしゃぎ。そしてバイトさんたちも。みんなのおかげ。皆様のおかげさま。

で、お客さんが来ない事をチャンスのごとく、パソコンと、地図と、雑誌に集中する時間をたっぷり持てた。ありがたい。

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行きたい店、食べたい店、ホテルの位置、シアターの位置、すべてEさんにいただいた地図にマークしてみた。こうするとイメージしやすい。ロンドンの中心街はほぼ頭の中に入っているけど、改めて頭の中で整理してみた。

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ランチはココで、ディナーはここで、お茶はココ(食べる事だけ)と一日のスケジュールをイメージ。ロンドンって一週間くらい予定もなしでいたいくらい。今回の旅は遠出もするので、実質ロンドン滞在は2~3日がやっと。だから無駄にしたくない。でも焦ってあれこれ回るのもいやなのだ。だから行きたいお店はプライオリティーの高い順に頭の中に入れた。

そしていまだに悩んでるManchesterへのアクセス。飛行機にするか、列車にするか。今はいいですね、なんでもネットでチェックできて、予約も出来る。やはり列車かなぁ。

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10年前、イギリスにいたときに、ヨーロッパを周遊するのに、パソコンというツールが身近になかったので、「Thomas Cook」(ヨーロッパ列車時刻表)の分厚い本を買ってこれをもってヨーロッパを回りました。イギリスからユーロスター→ベルギーのブリュッセル→オランダ→ドイツ→パリ2週間ほどかけて周遊しました。この本、本当によく出来ていて、とっても信頼できるものでした。

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おっと、旅の計画だけやってるわけじゃありません(o ̄∇ ̄o) 留守にする間の仕込み。量産しているクランペット。その他の仕込が盛りだくさんです。

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でも、皆様、私が留守の間も優秀なTeamCrumpetsがお店を切り盛りしてます。メニューも変わりますが、それも楽しみにどうぞいらしてくださいね。

 

2月27日(日)ランチタイム貸切です。

3月3日(木)~5日(土) 3日間のみお休みです。

その他火曜日は通常通りお休みです

 


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Billy Elliot & 2期生募集  [イギリス2011]

イギリスまで1週間。飛行機のチケット、やっと届きました。で、いい加減ホテルもとらないと~、、、と、1箇所だけ先ほど予約。小関さんが知る限り、一番安いホテルのサイトを教えてもらったの。

ホテルより先に予約したのがミュージカルのチケット。愛してやまないイギリス映画「Billy Elliot」。

何度見ても泣ける。感動する。鳥肌が立つ。この映画がなんとミュージカルになっていた!!!

なんとうれしい。すばらしい。これを観るだけでも自分的にはロンドンに行く価値がある。

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ロンドンではいくつもミュージカルを見ましたが、人気のものは平日でもチケットがとれなかった事もあった。で、そんな残念な思いをしないように早速ネットでゲットしました。それでも残り少ない席でした。

このミュージカル、本場ロンドンではベストミュージカル賞、そしてNYブロードウェイではトニー賞を受賞しているとか。


さて、カフェドッグマナートレーニング。

この日が第一期生の最終日でした。

でも新しい子が。。。

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新たにドーベルマンの「ニモちゃん」も加わり、レッスンレッスン。

飼い主さんのペースで堂々と歩く練習。待てをして動かない練習。

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みんなおつかれ!

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かなえ先生のレッスンいいよ~。

ということで、第2期の募集をいたします。

3月28日(月)10時~ 参加者募集中です!

おなじく、同日、15時~コラージュセラピー参加者募集してます。

お問い合わせ、申し込みはカフェクランペットまで。

  http://www.cafe-crumpets.com/   

 


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イギリス行くよ~ ♪ [イギリス2011]

こんなにイギリスの本並べてなにしてるの。

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へへへ。今月旅立つのだ~♪ 実に7年ぶり。エキサイティング~♪

悲しい事にパスポートも切れ、急いで更新手続きしました。ひ~、間に合いましたよ。

どっぷり落ち込みの沼からなかなか這い上がれなかった1月。仕事帰り、自転車こぎながら、「よし!!イギリス行ってやる。」そう決意したとたん、もう一気に気持ちが上向き。

チケットGetしたのは出国の実に4週間前。いつもギリなのね~。行くぞ!!と決めた次の休みの日にHIS行きました。うれしいことにオフシーズンなので、チケット(バージン好きなのでこれオンリー)も安く買えたし、おまけにヒースローエキスプレス(成田エキスプレスみたいな)までついてきた。

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落ち込んだり、壁にぶち当たったりするとなんとかこの現状を変えたくって、現状変えられないなら、せめて気分だけでもがらりといいところにもっていきたい。

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私が最初にイギリスに旅立ったのも、OLしかしたことない私が突然「あ、カフェやろ。」と決意したのも、どんよりした気分の真っ只中。そんなどよ~んとした沼からなんとか自分を引っ張りあげたくって、それには自分でそうするしかなくって。しっかり考えているようで、すべては一時の気まぐれから現在の自分がある。

 

いまさらこんなもの引っ張り出し。英語の復習。

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最初にイギリス行ったとき、ほとんど英語しゃべれず、まるで貝状態。(さびしくってステイ先の犬としゃべってました)、勉強がんばって、半年後には「 examination class」に編入できた。「ケンブリッジ英検」。英語を母国語としない人の為の国際英語検定です。 リスニング、ライティング、グラマー、スピーキング、そしてリーディング。読む、書く、話す、聞く、文法。この5科目をたしか2日~3日かけて受けた。どの分野もクリアしないと合格できない。

クラスのみんなと本気で3ヶ月間この試験に挑むため、勉強したなぁ。途中中間テスト見たいのもあり、本番が近づくと、模擬テストも2回ほど。1回目の模擬は全員不合格。クラスメートみんな一丸となってど~んって落ち込みましたっけ。試験結果みると、どう考えても合格できそうにないんだもの。でも誰にも得意とするもの、そうでないものがはっきりしてきて、落ち込んだ後の、残り3週間は不得意なものだけを勉強するように。ちなみにリスニングが苦手な私。

スピーキングはパートナーと組んで受ける。だから放課後パートナーの友達(私の友達はクラス一番の秀才、Yourahちゃん)と待ち合わせして練習。試験官からどんな問題が出されるかわからないから、出題予想をしながら。

一科目1時間~1時間半(たしか)。疲れるんだよね~。緊張するし。でもすべての科目が終わったとき、試験結果はまだわからなくっても、あのやり遂げた感の満腹感。社会人になって(クラスで一番年上の私)あんな感情が生まれるなんて、なんとも幸せだった。同じく達成感を同感した仲間、先生たちと出かけたパブ、ギリシャレストラン。一生忘れられない。大好きな仕事を辞めてまで決意した初めての留学。自分の人生の大博打。大正解。

帰国後、結果が届きました。合格~♪ひとりか、二人を除いてみんな合格していた。

このおかげで帰国後、就職できたんだけど、2年も経つと、それも飽きて今のこの仕事についてます。あれだけ英語を勉強した時期。勉強だけに没頭できた自分へのご褒美のような日々。たまらなく幸せだった。

大好きなイギリス、大好きな人たちに会いに行く旅。残すところあと1日しかない次の休日。今頃になって、やっとパソコンと向き合い、どこ行こうか、どうやって行こうか、何しようか、何食べようか、計画中。会いたい人たちもいるし。眠れないくらいうれしい。一人旅満喫してこよっと。

3月28日(月)10時ドッグカフェマナートレーニング

3月28日(月)15時コラージュセラピー(スタッフブログにて先日のコラージュセラピーアップ)

開催します.  http://www.cafe-crumpets.com/ 参加者募集中!!

 


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