新しいクランペットになるのだ、そして、またね、ひろえちゃん。 [カフェでのこと]
ヴァレンタインケーキ制作でチョコまみれの一日でした。たくさんのご予約ありがとうございます。そろそろ締め切るかもしれません。。。飽和状態に近づいております。。。。
今日はまだ一月なんですが、ある意味今日から新しいクランペットが始まるような感覚で出勤してきました。
片腕的存在、スタッフひろえが昨日で退職でした。
昨年の10月だったかなぁ、確か香港に行く少し前だったような。
うちはスタッフ2人と私の三人で長年やってきているのですが、その二人、かおちゃん、ひろえちゃんが、今年いっぱいでやめますということを同じ瞬間に知りました。
どっちかがやめるだけでも痛い。けど、どっちかが残ってるならいいか。そう思うう隙もなく、二人一緒にいなくなると。涙も出ません。ぼーぜん。
その日はもう眠れませんでした。眠れないって、この私が。もう異常事態です。
「あたしも、店やめようかな。。。」それぐらいの弱気になりました。逃げたくなった。いや、これからやってくる困難に立ち向かうのに嫌気がさしたというか、とにかく、お店って人を確保するのが本当に大変で。誰でもいいってわけでもなく。だから、そんな苦労をまたするのがもう、もう~やだ!もう知らない!みたいに、人ごとにしたくなるような。
しかしです、お店やめるって言ったって、簡単にそんなことできないです。お店やめるって、始めるより大変だと思うんです。私がいまお店を続けているのは、辞めたくない部分と、やめられない部分と両方なのです。
もうね、お店なんてやるもんじゃないですよ!と、やけになって皆さんに言いたい。大変なことのほうが多いですからね!寝れないし。楽にならないし。生活保障されたうえでやるならいいんでしょうが、生活までかかってるとなるとね、けどけど。。。やっぱり、これ以外できないんだなぁ。とか、いいながら、好きでやって好きでやめないだけでしょ、あなた。って感じですよね。そうなんです、
わたし、この仕事辞めたら何して生きていったらいいかわからない。会社員向いてなかった。いろいろやってきて、飽きちゃって、けど、この仕事全然飽きないんですよね。。。13年。で、
「あたしにはこれしかできない」「これしかやりたくない」
次の日には、↑ この結論に達しました。
話がそれましたが
バイトさんも皆さん、自分の人生を抱えています。自分人生で一生懸命です。だから、やめる人、止めることできないです。けどけど、、、さすがに、二人同時は困る。すまん。なので、ひろえちゃんは一か月延長してくれたんですね。
6年も働いていたらしいですよ!すごいですね。彼女を雇ったいきさつはほかの人とは違って、実は、こんなにいてくれるとは思ってもいませんでした。このお店好きなのかなぁ、とか、こんな感じの店あってるかなぁ、、そんな疑問も持ったりしてましたから。とっても照れ屋で、けど、信念を持っている人。優しい人。
心から信頼できる、なんでも話せる人でした。仕事以外のこともいっぱい。ほぼプライベートの話。私のダメなところを優しく補って、いつも背中をいっぱい押してくれました。
換気扇も排水溝もいつも掃除してくれました。掃除屋さんも兼ねていたかのようなひろえちゃん。
柚のこともハートでかわいがってくれて、一緒に戦ってくれて、一緒に悲しんで、本当に恩人です。
柚が亡くなる少し前くらいの写真 ↓。。 柚は絶大なる信頼をひろえちゃん寄せていた。柚はね、いつも、ひろえちゃんが出勤する日に悪くなっていたんです。私が慌てて病院に連れていく日はひろえちゃんがいて、お店を守ってくれていたのです。
「どうか、準ちゃんをよろしくね。助けてあげてね、ひろえちゃん、たのんだからね。」
柚は本当にそう思っていたんだとおもう。
その後大阪のシェルターからやってきた、わけのわからないラスクのことも、真っ正面から向かって接してくれた。いつもラスクを、私を信じてくれた。
ラスクもひろえちゃんに心を許すようになり、毎回一緒に散歩行ってたな。最初のころはひどかったよねぇ。道路で倒れこんで、困れせてたもんね。今では信頼関係の間柄だよなぁ。
ひろえちゃんのスタッフブログに泣けました。→ TeamCrumpets
二人ともいなくなっちゃったけど、生きてるから!!!だいじょうぶですよ!!また会えます!それにひろえちゃんにはまた困った時臨時でお願いするかも。来てくれるかも!です。
どうか、みなさん、よろしくお願いしますね。
二人が抜けた穴をそのまま補うことはできません。なので、少し前と変わった感じで回していくと思います。
でも、クランペットは変わりませんから。成長はすれども。
ひろえちゃんの言うとおり、お店の神様がいらっしゃる。守っていただけるよう、恥じないように毎日過ごしていきます。
いろいろ心配おかけしてすみません。でも、大丈夫です。
寂しいけど、新しいことが始まりますから。
楽しみです。
新生クランペットっていっても、内装も外装も変わらんですよ。どうぞよろしくお願いいたしします。
ありがとう。
Valentine's Chocolate Cake そして チョコレートスィーツビュッフエ開催します。 [お知らせ・あいさつ]
朝晩冷えますが、日中はお日様が出ているとあったかいですね。
おうちの近所散歩して、てくてくてくてく、柚とよくいったお店でハンバーガー食べて~な休日。
おかげさまで、ガスも正常になり、あったか床暖房と、あったかお風呂、これからまた寒くなるんじゃないの?な冬も快適です。
しかし、お店のストーブから動かないコチラさん、一匹。
気持ちいいんだろうねぇ。。。添い寝したいわ。
この後寒い外に出て、自転車こいで(あたしが)、ラスクは殿様のように、帰宅です。
今年もありがとうございます。すでにご注文をいただいてるこちらの商品です。
Valentine's Chocolate Cake
バレンタインに合わせての特別仕様。12センチで3280円です。発送もできます。
アーモンド、ココア、バター、卵がたっぷり入ったしっかりした生地に、チョコレートガナッシュを二度掛けしている贅沢なケーキ。
ロンドンのコルドンブルーで習った思い出深いケーキを毎年作っております。
私はあまりチョコレートケーキが好きではないのですが、これはおいしくいただけるのです!そうなんです、チョコレート苦手な方も食べてもらえるという不思議なケーキです。
別に誰かにあげなくたっていいんですよ、自分で食べちゃえば。
だからそんなあなたも、ぜひどうぞ、ご注文お待ちしております。
cafecrumpets@gmail.com 03-3705-5444
そして、来月には昨年同様、スィーツビュッフェ開催します。
メインはチョコレート、そして、イチゴや、軽食も。
2月24日(金)15時半~
2月25日(土) 11時半~
ドリンク2杯(コーヒー、紅茶、ワイン)
おひとり様3920円
メニューもほとんど、決まっておりませんが、 とっても人気だったこちらは作る予定です。
とか、
これも。
あとは、何にしようかな~ 頭いっぱい使って考えます。
cafecrumpets@gmail.com 03-3705-5444
鹿児島での休日 [旅行]
おとといのお休みの日は大好きなディカプリオの映画を二本も見れたという贅沢な休日。
「レヴェナント 蘇りし者」も劇場で見るのを逃してしまったけれど、やっとやっとゆっくりと。いやぁ、怖かった。R指定なのもうなずけるほど、あのサバイバルは、現実的過ぎて本当に怖い。あの時代に生まれなくてよかったと心から思いながら暖かい部屋で目を覆いながら見ました。
実話に基づいて作られていて、多少映画用に変えられているにせよ、まじかー。
そして、この寒さの中、シャワー中突然お湯が水になるという拷問を受けている昨今、朝から東京ガスがきての修理。これでおびえずにお風呂に入れます。( ̄▽ ̄;)
少し遅くとった今年の冬休み。実家のある九州に帰りました。
コチラさんと。
ちなみに洗浄、消毒済みなのはラスクじゃありませんので( ̄∇+ ̄) ANAにお借りしたケージね。
桜島ー!
家族でほんわか時間。
そして、嬉しい再会もあったりで。
わんことは初対面。右からリリアンちゃん、その娘のれいちゃん、他人のラスク (≧∇≦)
クランペットに来てくださったKさんご夫妻との再会。
なんと、鹿児島の方で。じゃ、私が帰省した時お会いしましょうって、さらっと、なんとなく、すんなりと、そういう約束しちゃう空気をもってらっしゃるお二人だったから。
鹿児島って犬連れで行ける店があまりなく、いける店は、そんなに行きたい店ではなく。
だから、ここ宮崎。 ほぼ鹿児島とのボーダーに位置する。
「コカプー」というお店。
ここね、最初に来たときはほんとに、掘っ立て小屋みたいだったのですが、改装されて、きれいな掘っ立て小屋になってた(≧ω≦)b
居心地よくって、犬連れてなくても行きたくなるお店。週末のみ営業なので、なかなかいける機会なかったのが、今回はラッキーでした。
左のリリアンちゃんがお母さん、右のれいちゃんが娘さん。
亡くなったおとうさんのWin君の毛色を受け継いでいるレイちゃん。
私の大好きなスポット、霧島神宮はここからすぐのところ。Kさんご夫妻のカートにラスクまで乗せてくれました。ラスクきっと初めてのカート。
レイちゃん、リリちゃん、三匹でうまく調和してる。
霧島神宮は季節問わず、帰省するたびに訪れる大好きな場所なのだが、
今回彼女が連れて行ってくれ、初めて訪れたのが、山神社。ほとんど人がいない。
そっと訪れたい、そっと行かなくてはいかない感じ。
幻想的で 差し込む光に照らされた鬱蒼とした木々の景色が、美しく、凛と、身が引き締まる感じ。でもなんだかこの森一帯が何かに包まれているような。。。そんな優しい空気をスーッといっぱい吸いました。
この木々たちがすべてご神木のように、神様とこの山神社を守っているのですね。
この石段の先にひっそりとたたずんでるのです。社が。
ここには犬たちを入れずに鳥居の手前で待機させました。もしかしたら、気が合わない神様もいらっしゃるからと、レイちゃんのママさんの優しい心遣い。
そして、静の後は動。
牧園のひろーいい丘を走る走る。
ラスクを追いかけるレイちゃん。
また整列。
実家で犬連れで誰かと会うなんて、柚の時からしたことないから、すごく嬉しかったな。 再発見の鹿児島もたっぷりだった。貴重な時間だった。
よかったね。ラッちゃん。
東京へ戻り。
六本木付近を走る空港からのリムジンの中から。
あ、そういえば、あたし、羽田に行くとき、降り損ねて国際線行っちゃって焦ったなぁ。。。ってことを今思い出しました。
さてとさてと。
仕事が我々を待っとるよ。~( ̄∇ ̄)~
ちょこっと年末とmili × crumpets コラボ撮影会 [カフェでのこと]
今日から仕事始まりです。
一足遅い冬休みはのんびり鹿児島で過ごしておりました。その時のことはまたの機会に。
昨年の書ききれなかったこと。
大人の皆さまだけでなく、子供たちにも人気なので、ショートケーキはしばらくメニューに残すことになりました~。
年末の忘年会。
東京駅の見えるお店でフォアグラの串焼きや、ジビエの串焼き食べて。
丸の内のイルミってすごくいいですね。
そして、ラスクも一緒に行けるお店でいっぱいおしゃべり。帰りたくなかったくらい。
こういう時間もきちんととって年末の忙しい時間もこなせたなぁ。
そして。。。
数年ぶりの フォトグラファーmili [×] カフェクランペット クリスマスコラボ撮影会。
クリスマスの準備中、邪魔に入る犬。 みたいな感じかな?
クランペットのクリスマスツリーを向こうのほうに置いて撮ってもらいたかった。
撮影しながら「わぁ~、このセットすごくかわいい。。。」ってつぶやいたmiliさんがうれしかったなぁ。お店にあるものただかき集めただけなんですがぁ。( ̄∇ ̄;)ははは
miliさんはご夫婦でmiliさん。お二人で撮影から編集すべてこなす、本当のプロ。
どの時間にとっても、外から差し込む日差しがあっても、写真には影響しない。さすがです。
それにしても、高そうな機材がたくさんなのだ。蹴ったり、倒したら大変。。。。なのに、こちらさんは。
乗ってみる。
そして、miliさんの打ち合わせにも参加する。(>▽<)b
といぷのサンと、
笑顔がいいね~
そして元保護犬のガーナ。
渋くてかっこいいですね~。
そして、ごんちゃん、きくちゃん。
右のきくちゃん。きっと撮ってもらいたかったんだろうなぁ。不思議なタイミングでこの回に参加することになったから。。。。今はお空の上にいるきくちゃん。よかったね、よかったね。すんごく可愛いよ。
私にもこの時の楽しい思い出をつくってくれた、きくちゃん。ありがとう。。。
バイバイ、スタッフかおちゃん。 [カフェでのこと]
スタッフかおちゃん。2016年いっぱいでお店を去りました。ご実家のある福岡に帰ることになったのです。
一見すんごく頼りなさ気で「この子で大丈夫か?」と思わせてしまう。
彼女が働きだしたのが2014年4月15日 亡くなった柚の16歳の誕生日の日でした。
それから2年と8ヶ月。頼りないと思わせた彼女は本当はとっても仕事が出来て、頭がよくて、優しくって、涙もろくて、動じない強さを持った、肝が据わった感のある人でした。。(。・ω・)ノ
お店の大ファンで、よくお客さんに紛れて、スィーツビュッフェやら、ワークショップにも参加したり、その小さな身体の何処に入るんだって位、お店のスィーツやご飯をこよなく愛してよく食べてくれました。隣に座ったお客さんともなんとなくす~っと馴染んでいつの間にか、お客さんのグループに混じってしまう、そんな空気を持った人でした。
彼女のファンだったお客さんも多く、去る彼女に優しい言葉をかけてくれたり、お別れの挨拶をしに会いに来てくれたり、感激でいっぱいな暮れとなったと思います。私もそうです。前もってきちんとお知らせせず、後から気づいて残念がる方も多く。。すいません、私も寂しくっておおっぴらに言えなくって。。。
柚の闘病にも臆することなくスタッフひろえちゃんと自ら一緒に挑んでくれ、皆で柚の闘病に向き合い、介護をしたものでした。恩人です。。。。
かおちゃんと柚↓
この写真は目が見えなくなった柚といっしょのかおちゃん。大好きな写真。↓
そして、柚が亡くなり、保護犬ラスクを迎え入れたときも一緒に居てくれました。
大阪のシェルターから来たばかりのラスクと。一時預かりから里親になったころだな~↓
苦楽を共にした人。泣き笑いを一緒にした人。
最後のお昼のまかないは、かおチャン大ファンのミーちゃんと3人で。
かわいくって、強くって、優しいかおちゃん。そしてお客さんのことが大好きだったかおちゃん。
何処ででも、誰とでも、これからやっていける人だと思う。
うちのお店を気に入ってくれ、一緒に働いてくれて、一緒にいろんなものを見て感じる事ができて、そんな人に出会えて、私は幸せでした。
また、ひょっこりお店に来ることもあると思います。
優しくしてくださった皆さん、「かおちゃんが居たから」って言ってくれた方々、本当に有難う御座いました。
2016年から2017年へと [カフェでのこと]
みなさま、2016年も大変お世話になり、有難うございました。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
今年は大晦日、元日も営業するという初の試み。
大晦日のメニューはMママさんリクエストにより、年越しそばならぬ「年越しスープパスタ」。
年始は酉年と言うことで、「唐揚げのスィートチリソース玄米焼き飯 」にしました。
元旦は13歳のとわちんの誕生日会もあったり。
ラスク、はーちゃんと挟んで、皆でお祝いして。
年末にいらしたお客様たちから、おいしいもの、便利なもの、いろいろ頂きました。有難う御座います。
大晦日のお友達たち。年内の仕事を諦めた人、大掃除を断念した人、そんな人達がいらっしゃいましたよ~
しかし、年末年始、テレビもつけないで居ると、本当に何も実感わかないんですね。
元旦の朝食、卵、ソーセージ、クランペット。
大晦日に食べようと思っていたおそばも食べる時間逃してしまい、元旦のお雑煮も無しと、お正月らしいものも何も食べずに新年迎えたのは、イギリスで年末年始過したときを除いて、始めてだったのではないかなぁ。
そう考えると、それを生まれてからこの年になるまで欠かさず食べてきたって、これ凄い事だなぁ。自分の親がそうしてきてくれたからなんだけれど、凄く幸せでありがたいことだったんだよなぁと、正月に当たり前に出てきたお料理、自分で作るようになってからも、好きじゃないといいながらもテーブルに並んだお正月料理でその気分を味わってしまうと言う、本気で日本人なんだなぁ。
わたくし的には1月2日が仕事納めとなりました。
忙しく、楽しく仕事をさせていただきまして、有難う御座いました。