もう二か月, そして49日 [ラスク&わたし]
桜の季節に
犬がいないって、25年ぶりだなってことに気づいた。
寂しかろうが、悲しかろうが、桜はきれいに咲くなぁと。
毎日通る道の桜も、
今朝、道すがらみた、日体大の入学式にも舞い散る桜の花びらが本当にきれいだった。
みんなキラキラしてる。
おめでとうって思いで、見ず知らずの皆さんを眺めた。
毎年先代の柚と、そして、ラスクと去年まで見ていた普通の景色。
季節の変わり目、特に春は、それが如実に浮かび上がる。
この校門の前で写真撮ったなぁ。
ラスクが乗らなくなった自転車は、とっても軽くて、
仕事場の行きも帰りも、軽快になった。
ラスクがいないから、仕事帰りに、スーパーに寄ったり、
疲れた体をメンテしてもらいに、鍼に行ったりすることができる。
でも、やっぱり、
自転車が重くても
寄り道ができるようになっても
ラスクがいた不便さのほうがいいな。
ラスクがいなくなってもう二か月になる。
その間、ありがたいことに、お花が途絶えることなく、
一時は、ラスク博物館みたいになった。
こんなに一堂に花が集まるのは
先代の柚が亡くなったとき以来。
こんなことって、一生にほとんどないこと。
だから、大切に、大切に、
花たちに囲まれる
主がいなくなった、この一角を
うれしく眺めていました。
ラスクがいなくなってから、
毎週友達が私を連れだしてくれたり、
会社帰りに家の近くまで寄ってくれたり、
寂しい思いをしないようにって、一人にならないようにって。
けれど、きっと、お互い本当に寂しくて、
一緒に居あえることが、慰めだけではなくて、前向きになれる、上を向けるそんなかんじなのかな。
誰かが落ち込みそうになると、誰かがいいことを言って、クスッとしたり、ほっとしたり。
ありがたい
映画を見たり、初めて行くレストランとか
NYにでもいるような気持になる。
天王洲の運河を目の前に座る最高の席。
このデッキ、ラッちゃん走らせたいねー!!って言いながら。
けどきっと走ったら、戻ってこないねー!!困るねー!
日比谷の素敵なフレンチカフェ
予約とるの大変だったでしょうに。
おかげで毎週の休日が本当に楽しくて。
ラッちゃんの話、自分たちの亡き犬の話
あの時の自分の気持ち、
なぜか覚えていない、大切なごく最近だったはずの記憶
大事だから、飛んじゃったんだね。
こういう思いと時間を共有できる友達がいることが、
自分が孤独にならずに済んでることが、
ラスクから私に残してくれた最大のプレゼントだったと思う。
そうなんだね、ラッちゃん。
笑ってほしいもんね。いつもね。
ラスクが病気になってから、ともに戦ってきた同士のようなそんな存在
泣くばっかりでなくいられた
ラスク頑張ってる時も、そのあとも。
ラスクの火葬から間もない休日は
みんなで我が家で手巻き寿司食べて
夜中までいっぱいの時間を過ごして
ひと月目の命日には
ラスクが最後の時を迎える時、
火葬の後、
みんなで寄った、ロイヤルホストへ。
あえて。
ほぼ来たことがなかった近所のロイホですが、
ある意味、思い出深い店になってしまった。
そして四十九日には
なにしよう、どこ行こう、と考えたけど、
ふっと、ほんとうに、ふっと、
「あ!!ディズニーシー!!いきたい!!」
自分もですが、ラスクがきっと行きたい場所っぽい。
骨のかけらをもって
早朝から並んで
みんなもう、何年振りとか、何十年ぶりとか、言っちゃってるし。
久しぶりのシーはたのしい。
なんか、お値段も、ファストパス制度も変わっていて( ̄▽ ̄;)
それでも、乗りたい観たいものは全部できたし。
タワーオブテラーと、センターオブジアースはさすがの絶叫ぶりで。
早朝から閉園まで。
天気にも恵まれ、閉園までたっぷり堪能。
ラスクと柚の骨のかけら。
そっと土の上に置いてきました。
ラッちゃんありがとう。
49日はラッちゃん感謝デーになったよ。
一日遊んで、現実離れしたこの場所で、
思いっきりはしゃげたよ。
ラッちゃんが私に、行きたいって言ったとしか思えないのよ~
また行きたくなったら、伝えてねぇ、ラッちゃん。
そんな感じで、二か月が過ぎようと、
桜の季節も終わろうと。
去年の今頃
一緒にドライブしたとき
自撮りのカメラを見る犬でした~( ̄∇ ̄;)
大分にて。
2023-04-03 18:27
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ラッちゃんへ。 [ラスク&わたし]
ラスク
ラッちゃん。
一緒に暮らして7年半。
13歳のラスクは
元気にあっちに行ってしまいました。
亡くなったのは2月4日
去年の9月に脳腫瘍の外科手術して
その後毎週放射線。
本調子とはいかなくても、
その時のラッちゃんなりに、元気になっていきました。
あんな大手術したのに、走るまでに。
術後のつるつるの頭にも毛が生えてきて。
食欲ももりもり。
放射線の影響で
顔が黒くなってきても
それがかわいくて
何犬ですかといわれたのもこのころ。
ぼくのこと?
このまま数年、せめて一年は、続くのかなって、本気で思っていた。
けれど。
年末にがんが転移して。
すぐに投与はじめた薬が効いて、
がんは小さくなってきたんですが
いかんせん、
始まりは鼻尖ガン。そこから脳腫瘍になった。
そのがんなのか、なんなのか、脳にまた悪さをしたらしく
1月には毎週一緒に出勤したけれど。
2月はそれがかなわなかった。
復活することはなかった。
よく頑張ったと思う。
ラッちゃん、
自分でご飯食べなくなったけれど、
シリンジご飯をいつも平らげてくれて、
亡くなるまで体重が一つも減らなかった。
すごいなって思う。
あっぱれだよ、くいしんぼうめ。
いつもいつもこんな顔して
よく走ってたな。
追いつけなかったもの。
ラスクはまた、走りたくなったんだと思う。
走ることも、歩くことも、難しくなってきて、
最後の一か月は穏やかにねんねしてることが増えていった。
それでも週に2回三回は病院に駆け込むようなことになり、
救急にも行ったり、いろんなことが起こるようになってしまって、
もう、
そういう生活は、
終わりにしたかったんだろう。
終わってしまえば、
いつ急変するかわからない毎日を過ごしていたことは
相当ストレスだった私のことを。
それをわかっていたんだと思う、ラスクは。
毎日をただただ、楽しく生きた
わたしとの七年半
もうおなか一杯になって
未練なども、思い残すことも、一ミリもなく、振り返ることもせず、
あっちにビューンって行っちゃった。
「おかあちゃま、バイバイ!!」って。
だから別れ際
わたしも
「ラッちゃん、バイバイ!ありがとね!楽しかったよ」
泣きながら、そう言えた。
もっと生きてほしかったといえばもちろん、そうだけど、
けど、なぜか、
ラスクは十分生きた。太く濃く、いっぱい生きた。
そう思えてならない。
長さじゃないんだって、実感している。
私の中にも未練がない、そんな感じな生き方。
わたし達、共にそうやって生きてきたのかな。
6歳で保護犬として私のところに来たラッちゃん。
その頃の写真です(。・ω・。)ノ
ゴールデンの子犬みたいで、なんともかわいい男の子だなと。
なぜこんな犬捨てる~?と。
人が苦手だったラスクが、
人が大好きになっていって、
お客さんのオーダー狙うまでに成長( ̄▽ ̄;)
みんなを笑わせて、
「ラッちゃんて本当にいつも楽しそうだね」って
みんなに言われてきた。
人に捨てられたラスクと
先代犬をなくした喪失感で、げっそりしていた私。
何の因果か、
先代の柚もラスクも同じ病。
運命は残酷だと、自分を呪ったけれど。
今は、ラスクが私の辛さを全部一掃して、
向こうにまとめて持って行ってくれたような。。。
わたしを楽にしてくれるために、
私のもとに突然現れて、
そして、また消えちゃったのかな。
まるでそんなふうな、、、
不思議な犬だと思う。
病に負けたんじゃない、
ラスクは負けたんじゃなくて、
この世でのやるべきことをすべて終えて、
向こうに行ったんだとおもう。
わたしとの生活も満足な毎日で、
予定より早いなと思ったのは
わたしだけで。
ラッちゃんには未練も、苦しさもなかったんだから
私はそれで充分
毎日が笑いだったな。
ラスクといる時間が。
ラスクを見て
笑えないのが
寂しいよ、ラッちゃん。
いろんなところに一緒に出掛けました。
北海道にも、九州にも、
飛行機に、新幹線。
ラスクがいればそれで本当に幸せだった。
ラスクは私以外の人ともいっぱい触れ合うことができて、
毎日おいしいものもらって←盗んで( ̄▽ ̄;)
こんなにたくさんの人に愛されるラスクは
彼自身想定外だったと( ̄∇ ̄;)
私にとってのラスクは
かわいいかわいい愛情の塊のような存在で。
元気なときも、
病気になってからも、
幸せをまき散らしてくれた。
ラスクと暮らせたことは
天から降ってきた幸運だと思っている。
私を信頼してくれて、
ありがと。
ラッちゃん。
さようなら。
最高で
最強の
コンビになってくれてたね。
ラスクを可愛がってくれた皆さん
ありがとう。
2023-03-23 16:02
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唐揚げ丼と、ちょっと京都 [ラスク&わたし]
先週末は
唐揚げ丼フィーバー
漬け込んだ鶏肉唐揚げにして、大根おろし、しそ、野菜に卵を
ごまのあんかけソースで
土日月と
たくさんの方々に食べていただきました。
そして
アールグレイとチョコレートのケーキ
これも連日売り切れちゃうほど
個人的にも
私はこのケーキが大好きです。
ほんのり香るアールグレイと
パリッとしたチョコレート
まだまだご提供しますので
是非。
ありがとうございました!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
最近のラッちゃんは
常に寝てる。
それでもこうやってかわいい表情も見せてくれます。
ラスクのご飯とか、
お薬とか、
少し前までは手こずって、時間も手間もかかっていたけど
このところは随分と時間の使い方と要領が上手くなって
サクッサクッとできるように。
お友達も私の代わりに給餌してくれたりして
助かってます
本当はこの週、元気になったラスクと友達たちと旅行に行くはずだった。
去年計画した旅行。
けれど、年末年始、ラスクの容態が予想外なことになり、
友達たちが
「ラスクが行かないなら行かない」と。
「元気になったらまた一緒に行くからいい」と。
迷惑かけてるのに
会いにきてくれてはいっぱい笑いをもたらせてくれる。
(;ω;)
淡々と
毎日を過ごす
すごいなって思うのは
体重減らない p(⌒▽⌒)
脱水にもなっていない ٩( 'ω' )و
えらいなぁって思う
トイレもちゃんとトイレでするし。
そんな最中
訳あって
先週
日帰りで京都へ
水路閣
因幡薬師
実はラスクも一緒だったんですが( ・∇・)
またその話ができたらと思います。
友達所望のお店
百春
私はフレンチトースト派。
友達は厚焼き卵のサンド。
blue bottle coffee
観光ではないから、京都にいる気分もしなかったですが。
この日のために年末年始頑張ってきた。
みんなで。
頼みもしないのに( ̄∇ ̄)
京都までついてきて、楽しんで、私とラスクの手助けをしてくれてる。
ラスクのカートやバッグ
新幹線の手配
こんな人たちがいなかったら
相当辛かったと思う、この京都の日。
さらっと、何気なく、そばにいては力になってくれる。
一緒になって夢をみたり、おちこんだり、喜んだりしてくれる。
ずっと。
そんな人たちがいる。
探し求めても求人できない人材が。
私は恵まれている、こういうところ。
負けないぞ(;ω;)
2023-01-26 21:22
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臨時営業と年末からのラスク [ラスク&わたし]
ラスクとの日々は
ほぼ寝てるラスクと
たまにゴロンゴロンするラスク
週半分は病院通い
本当に出かけるのが
病院だけになっちゃった。
けれど先日は週末今年初の営業を臨時で
数日前からお店には行って、掃除とか片付け、仕込みをしてるんですが
お客さん来てくれるってやはりちょっと久しぶりに緊張感
本当は年始恒例のお正月プレート
それを少しだけ取り入れて
新春クランペットプレートに
サーモン、デリ数種、キッシュに、オニオンスープ、盛り沢山なプレート
沢山の方々が食べにきてくださいました
ラスクは誰かが見てくれてる時もあるし(ありがたい)
そうじゃない時は
こうやって防犯カメラみたいなので
様子をiPadで見ながら仕事してます
どこにでも置けて鮮明な画像が本当に助かります
友達が全部セッティングしてくれた
動きがあるとお知らせもしてくれるから安心
いちごのショートケーキも全て完売で
ありがたい年明けになりました。
実はラっちゃん
年末、クリスマスが終わった26日にかかりつけのホームドクターの所見で
肝臓に転移と
凄まじかった食欲だったのに、急に食べなくなったから
肝臓でも炎症起こしてるのかなーくらいな気持ちでいたら
そんな思いもよらない結果に
一ヶ月前は何もなかったのに
すごいスピードで大きくなっていると
年越せない可能性もあると言われ
また突き落とされるような事態に
細胞診でがん専門医との連携で
抗がん剤の治療がすぐ始まりました
時は年末年始
病院も休みに入る直前に診てもらえたのがせめてもの救い
ではあるけれど、
もう、、色々早すぎて
せめて数ヶ月、
いや、
一ヶ月でいいから
何も起こらず楽しく生活させてほしい
こんなに次から次に試練が起こることに
慣れるわけない
大晦日も元旦も
救急で輸液をしてもらい
なんとか年を超えて
抗がん剤が多分効いているのではないかという状態
自分から食べることもしなくなったけど
シリンジで結構食べてくれるから
意外に痩せてない ほぼ体重維持
一喜一憂の日々ですが
ラスクを最優先にする生活
頭からラスクが抜けないように
なので、今は仕事の再開にめどがつかず
臨時での営業せざる得ない状況で
そんなラスクは苦しんだり辛そうにはしてなくて
まぁまぁ悪くないなーっって顔で
肝臓に転移した癌も
昨日の検査ではすごく小さくなっていて(せめてものグッドニュース)
けれどいかんせん、始まりは鼻腺癌
鼻から始まった癌が脳に行って腫瘍になっったので
そのどでかい腫瘍を見る限りでは取り除いたけれど、、
なかなか難しい
ボやーっとしたり
神経障害か
ちゃんと立てない日もあったり
けれど
友達たちがが色々持ってきてくれるご飯の中から
お気に入りのものが見つかったり
食べるものがあるとすごく嬉しくて
私たちに会いにきては他愛無い話で過ごし、気持ちも紛れて
友達に助けらながら今日のラスクと私がいます
そして頼り甲斐のあるホームドクター
仕事以上のことを尽力してくれている先生
お店に来て笑って会話できるお客さんたち
おいしいおいしいって言ってくれるお客さんたち
感謝してもしきれないです
元気に日々やってます!
私もラスクも
毛も立派に生え揃いました((o(^∇^)o))
またね〜 ラ
2023-01-12 12:10
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今年もよろしくお願いしますと去年の横浜を [ラスク&わたし]
2023年になり4日目。
今年も皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
年末は晦日の最終日までずっと忙しくさせていただきました。
たくさんの方々が来てくださり、2022年もいい感じでお店終了しました。
いい年末をありがとうございました。
幸せですね。
年始、まだお仕事再開してないです。
例年でしたら新年お雑煮メニューやるのですが。
今日はお店に来て片付けやら雑務しておりますが、
ごめんなさい、営業開始日をまだ決めることができず、
今やりたいこと、やっておくべきことで、頭がいっぱいで、
大切にその時間を使いたいと思っています。
これまでいっぱいいっぱいめいっぱい、働いてきたつもりで、
だから少しお店休みます。
一日の大半が仕事のことで頭を占める。
好きでやっていることなんですけど、
それやっちゃうと、今まずいかなって、事態が起きていて。
ちょっと、無理かなぁ、、、心が。
笑ってお仕事する力が。
今はむずかしく、
そうできるまで、ちょっと、リラックスしながら、ラスクと過ごしています。
前のことになるけれど、去年ですね、
ラスクと一緒に横浜にお出かけしたので、
その記事書かせてくださいね。
例年ならずっと歩くラスクなんですけど、
ほぼ歩かなくなったので、
私がスリングで運ぶという苦行。
この時は食べさせすぎたのか、太っていて、
重いったら何の。
レンちゃんと一緒の横浜クリスマスも三回目かな。
とにかく疲れるから←あたしが(;・∀・)
休憩ばかりします~
このプリンがおいしかったんですけど、
このあと、ラスクがこれに食らいついて、
器ごとこちらに倒れたのに、
となりから飛んできたアユさんのナイスレシーブで
元通りにリカバリーという奇跡
この時の事思い出しただけで笑える
息できないほど笑ったもんね。
食欲が凄まじいくらいの頃だったから( ̄▽ ̄;)参った参った( ̄▽ ̄;)
毎年恒例、桟橋で待つ
日の暮れ
くるぞくるぞ、と言っているのか?
ひゃ~、きれい、、、やはりきれいだ。
ここにきて一年を振り返ると
胸がギューッとなってしまう出来事ばかりで
私的には特にこの2022年は。
でも、この夕日と目に映るいっぱいの美しい青と橙の光がそれを浄化してくれるみたいで。
無事でいられたことに感謝せずにはいられない気持ちになる。
ホテルのお庭のイルミにも立ち寄って。
小さなお庭だけど、
見させてくださり、ありがとうございます。
アユさんの横浜案内に今年もありがとうだ。
ヨーロッパのお城みたいだねぇ、ラッちゃん。
ベイクウォーターに移動して。夕ご飯して。
二人でうろうろしてると、いつも誰かが「撮りましょうか」って言ってくれる、
ここベイクウォーターツリー前(#^.^#)
2022もいい顔で撮ってくれました!!
なんて楽しい一日
次の年も一年を振り返ろうね、ラッちゃん。
2023-01-04 16:07
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クリスマスが終わり、その前の紅葉も [ラスク&わたし]
メリークリスマスも終わり
クリスマスのディナーの2週間は
おかげさまで満席が続き
クリスマスケーキも無事にお渡しできて
大量ヨークシャープディング
何羽焼いたかチキン
たくさんの方々と笑顔でおしゃべりする時間もあって、
忙しい気持ちも癒されたり
ラスクもひっそりお店で寝てたり
お客さんの席をうろついてたりで
皆さん優しくて
いいクリスマスだったな
ツリーも25日まで
今年もお店のクリスマスを素敵に演出してくれました
合間にはラスクの病院にも通い
すごい勢いで過ぎていった12月ももうすぐ終わる
悲しいことも、どうすることもない苦しみも
いっぱいの、特にこの半年。
孤独にならずに済んだ自分
そっとそばにいてくれる友達
これが何よりもありがたい状況なんじゃないかなと
クリスマス前になるけれど
今年は無理かと思った紅葉にも
友達が連れて行ってくれました。
嬉しかった
紅葉
伊豆の公園
居心地良すぎるカフェにも
久しぶりにラスク連れて
髄膜炎で退院後
何とか間に合った紅葉の場所をいっぱいいっぱい探してくれた友達に
感謝で楽しい
1日だった
この店また来ようね
2022-12-28 18:13
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クリスマスまでの日常 [ラスク&わたし]
クリスマスまで後10日となり
忙しく仕事に集中できることに感謝の日々。
髄膜炎から退院一週間後の検査でも
いい方向に向かっていて
日々元気になってます。
きっと三途の川に片足つけちゃったであろうラスクが、
戻ってきて、
幸せをかみしめるって、こういうことなんだろうなと。
毎日が嬉しい。
今回こんな危険な目に遭ったことで
髄膜炎になる前に苦しめられていた鼻水や、逆くしゃみがなくなった。
全部菌の仕業だったらしい。
命の危険になったけど、結果、ラスクにとって生きやすく、生きれるようになっている。
不思議なものだと思う。
起こってしまえば無駄なことではなかった、結果。
だがしかし、
もう嫌です(*_*)
荒療治すぎる(°_°)
また自分の手にすることができたこの現実。
頑張って戻ってきたラスクの強さ。
ラスクに会いに来ては泣いちゃう人も。
みんなに可愛がられて
ラスクも私も恵まれている。
このタイミングで戻ってきてくれたラスクと
一緒に出勤する日々
毛もこんなにすごいスピードで生えてる(=^▽^)σ
脳天のチョンちょろりんも立派です。
クリスマスのディナーも満席になり、
例年通り、
ひたすらキッチンに篭る日々を過ごせて
いい気持ちで仕事できてます。
ありがたいことです。
アフタヌーンティーもたくさんオーダーいただきました。
お一人の方、グループでの方、いろんな楽しみ方をしていただけたかな
昨夜は仕込みをしていたら
お手伝いに来てくれたり、
お寿司の差し入れ持ってきてもらったり
カニ美味しかった
年末は31日まで営業します。
元旦はお休みします。
2022-12-15 09:45
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ラスクの危機からの脱却 [ラスク&わたし]
今月も終わろうとしています。
いよいよ年末クリスマス
この10日間大変なことになってしまいました。
うちのラスクが。
九州実家のもろもろを片付けて
東京に戻った私のもとに帰ってきた矢先
ラスクは悪くなるのを私が戻るまで待っていたのか、、またも
土曜日の夜。
ぐったり動かなくなってしまったラスクを
ホームドクターである、駒沢の動物病院へ。
高熱と、異常な炎症値と、血圧の低さ
敗血症になってしまうところ。
まさに危篤と飼い主の覚悟に近い状態。
脳外科手術、毎週の放射線がやっと終わり、
ラスクの受難も終わって痛めつけた体がやっと回復していくと思っていた。
家族ごとで九州にいた私に
ラスクを預かってくれてる友人から送られてくる動画をうれしく見ていた。
本当に毎日元気になっていった。
いい顔していた。
なのに、それなのに、どうして。
自分の運命を呪うどころか、もう、殴りたい
悔しい、ただ悔しい、悔し涙が。
「もういいのかな。。。ラスク、、かわいそうだよ、、もういやだ。。」
正直次から次へとくる試練にもう、、飽きた。。
くじけそうになってしまった私に
一緒にいてくれた友人が
「私たちが最初に信じないといけないんだよ!!!あたしたちがあきらめちゃだめなんだ!!!」と。
ビンタを食らったような言葉の一撃。
「あきらめるものか、ラスク頑張ってもらうよ!!!!」
「退院したら焼肉食べに行こう。美味しいケーキも作ってあげるよ」
目を開かず気を失ったようなラスクの手を握って
そう話しかけました。
「ラッちゃん、お願い、帰ってきて」
そして次の朝。
一命をとりとめました。目を開けてこっちを見たラスク。
崩れるように泣きました。
しかしながら、油断ならない。
まさにそんな事態。
脳に何かが起こっているのは確かだからと、
月曜日そのまま日大へ。
ラスクの執刀医がその日に診てくれました。
また脳神経外科に戻ることになった。
原因と結果が判明。
菌が鼻をすり抜け、脳に到達。
感染症
結果「髄膜炎」に
脳の後ろにたまった菌の嚢胞を殺さないと
体中に血栓ができて血が固まる可能性も。
そしてそこから多臓器不全となって死に至る。
放射線でたたかれて、鼻に溜まった死んだカスから耐性菌が生まれて、
脳に到達したのか。
健常な状態とは違って、免疫も落ちていたはず。
脳神経外科の医師が私に言った。
「先日Sさん(私)とばったりお会いした時
元気になったラスクちゃんと、あんなに嬉しそうにしてました。
なので、今日はとてもショックを受けました。
僕でもそうなのに飼い主さんの嘆きはどれほどかと思います。」
ラスクは先生自らが診たいと言ってくれた。
そのまま緊急入院。
助かる確率は5割といわれた。
毎日が苦しく、自分と違う人間が私の体を借りて、仕事をしているような感覚。
ラスクのことで頭がいっぱいで
私の細胞はラスクで作られているんじゃないかと思うくらい
毎日毎日お守を握りしめて
離れたところにいるラスクに
声をかけました。
そして
彼はやりました
這い上がってきました。
なんてこんなに強いんだろって
先生も驚くほどの生命力で
打ち勝ちました
退院の日
毛もこんなに生えてきて
二度も先生に
命を救ってもらった
先生にすりすりして離れないラスクは
「ありがとう」って言ってるんじゃないかってくらい
先生もすごく嬉しそうだった
先生はあくまでも
ラスクの頑張りのおかげだと
強いですと。
生きているラスクを迎えに行けた幸せ感。
あぁ、よかった。
感謝の言葉も見つけられないくらい。
戻ってきました
10日ぶりに
覚悟しちゃった私を許してね
ラスクはまだまだこの世界で過ごしたいのに
助けてくれた友人たちに
恩でいっぱいです。
私1人では仕事も一緒に無理だったと思う。
ここから
ゆっくり
静かに
暮らしていきたい
とはいえ時は12月
いっそがしいです
ラスクの調子を見ながら
でも
このタイミングで帰ってきたラスクに
助けられながら
一緒に乗り切ろう
2022年
2022-12-01 00:34
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近況と 楽しいパーティ [ラスク&わたし]
毎日地味に忙しく動いておりますが
鹿児島の人は親切だなぁと
毎日借りるレンタカー屋さんは
毎度受付しなくていいからって
時間内に、駐車場に停めて朝また持っていっていいよと
ずっと同じ車をあてがってくれている
鍵も預けられっぱなし
信用貸しに近い
世話になったなぁ
足の不自由な母と居てもお店の人が優しい
ここのトンカツがどこより美味しい
店員さんもすごくあったかい
母のお気に入りの店「竹亭」
カツはすごく柔らかく、これまたご飯が美味しい。お味噌汁も激うま。
そして薩摩どり料理の店「食楽々」
薩摩名物
鶏刺身
父が好きだったなぁ。
いつも「鳥刺し買ってきて」って出かける私に言ってた
たまにケンカしながら母とうまくやってるから、安心してね、父。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
そして10/31のラスクの誕生日に
パーティを開いてくれました(╹◡╹)♡
かわいいバルーンに
何よりみんなの豪快な笑い声
なんて楽しいんだー♪
笑うことが何より
見返してもまた楽しくなっちゃう時間
私とラスクを祝うために時間を割いて準備してくれて
何よりラスクの元気な誕生日を心から喜んでくれるみんなの顔に
不安も吹っ飛ぶ
いっぱい助けてもらって喜ばせてくれる
よかったね、ラッちゃん
ぼく、金メダルももらったよ!
私にまでお誕生日を。
リリエンベルグのモンブラン
ここのケーキ本当に手に入らないから
もうすっごく嬉しかった
飽きずにガッツリな量を食べられる
流石の美味しさ
ありがたい人たちに恵まれて。。うれしかった
あぁ、ぃい夜だった。。。。。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
東京でお留守番の
直近のラスクの姿
レンちゃんと
チョンちょろりんが(脳天のつむじ)
ちょっっとウルトラマンみたいに
生えてきたぞ
みなさんに感謝の日々です。
2022-11-13 20:04
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ラスク治療終了そして19年目 [ラスク&わたし]
脳神経外科手術
そして放射線6回目
11/2
全て終了の前と
あと
ラスク頑張った
なんかもう、毎度の治療も麻酔も相当負担かかってるんじゃないかって思う
もう可哀想になってしまった
泣けてしまいました
目にも負担がかかっているのがわかる
鼻の調子、逆くしゃみに、鼻水も苦しそうに見えて
もう嫌だって思った
もう何もしたくない
どうかラスクのこの頑張りが
報われますように
治療が終わってホッとするとか、気が楽になるとか思ったのに
実際は、目に見えての副作用なのか
そこが切ない。
けれどこれから徐々にでも、楽に、普通になっていくといい
望むことしかできないけど
水素水にネブライザー
酢酸に
酵素のご飯
今訳あってラスクを信頼できる友達に預けて
私は九州の実家に。母のために。
ラスクの治療が終わるのを待って時間をつくった。
友達が「連れて行かないで、飛行機乗せないで、預かるから」って
今も、ネブライザーに、決して元通りになっていないラスクとの生活を
「覚悟して預かってるんだから心配しないで、大丈夫だよ!」って言ってくれる
そんなLINEのやりとりに涙が出る
本調子でないラスクを案じてしまうけど
そんなラスクを全部ひっくるめてごっそり全部預かってくれる
ありがたくてもう仕方ない
色んな人が手を差し伸べてくれてるそうで
ラスクは幸せな犬だーって言ってくれる
鹿児島はコスモスが満開で綺麗
3年前このコスモス畑にラスクと父母ときたのが最後。
それ以来
もうここに来ることもない
湧き出る突然の出来事が強制的に運命を変える
大袈裟だけど生活が変わる
今年は本当にそれが立て続けに起こり
そして今があり
結果すべて丸く収まっている
不思議なもんだと思う
毎度「なんでこんなことが」って出来事も
それがあって結果今、よかったなぁってことになっている
強制的に外的要因で動かされること
その動きの中で最善を尽くしてきたから今がある
感慨深い2022です。
そしてこの間にお店は19年目に入りました
どれだけの人たちに支えられての19年目
努力だけではとてもとても、甘くない世界
私は恵まれているなーってしみじみ
休み明けにはもうクリスマスへ向かう
今年も力こぶでやっていきます
今年は10月にクリスマスデコしてしまいました
長いことありがとうございます。
19年目もどうぞよろしくお願いいたします。
2022-11-11 22:41
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