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ラスクの危機からの脱却 [ラスク&わたし]

今月も終わろうとしています。

いよいよ年末クリスマス


この10日間大変なことになってしまいました。

うちのラスクが。


九州実家のもろもろを片付けて

東京に戻った私のもとに帰ってきた矢先


ラスクは悪くなるのを私が戻るまで待っていたのか、、またも


土曜日の夜。

ぐったり動かなくなってしまったラスクを

ホームドクターである、駒沢の動物病院へ。


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高熱と、異常な炎症値と、血圧の低さ

敗血症になってしまうところ。

まさに危篤と飼い主の覚悟に近い状態。


脳外科手術、毎週の放射線がやっと終わり、

ラスクの受難も終わって痛めつけた体がやっと回復していくと思っていた。


家族ごとで九州にいた私に

ラスクを預かってくれてる友人から送られてくる動画をうれしく見ていた。


本当に毎日元気になっていった。

いい顔していた。


なのに、それなのに、どうして。


自分の運命を呪うどころか、もう、殴りたい
悔しい、ただ悔しい、悔し涙が。


「もういいのかな。。。ラスク、、かわいそうだよ、、もういやだ。。」
正直次から次へとくる試練にもう、、飽きた。。
くじけそうになってしまった私に
一緒にいてくれた友人が
「私たちが最初に信じないといけないんだよ!!!あたしたちがあきらめちゃだめなんだ!!!」と。
ビンタを食らったような言葉の一撃。


「あきらめるものか、ラスク頑張ってもらうよ!!!!」
「退院したら焼肉食べに行こう。美味しいケーキも作ってあげるよ」
目を開かず気を失ったようなラスクの手を握って
そう話しかけました。
「ラッちゃん、お願い、帰ってきて」
そして次の朝。

一命をとりとめました。目を開けてこっちを見たラスク。

崩れるように泣きました。

しかしながら、油断ならない。

まさにそんな事態。


脳に何かが起こっているのは確かだからと、

月曜日そのまま日大へ。


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ラスクの執刀医がその日に診てくれました。

また脳神経外科に戻ることになった。

原因と結果が判明。


菌が鼻をすり抜け、脳に到達。

感染症

結果「髄膜炎」に


脳の後ろにたまった菌の嚢胞を殺さないと

体中に血栓ができて血が固まる可能性も。

そしてそこから多臓器不全となって死に至る。


放射線でたたかれて、鼻に溜まった死んだカスから耐性菌が生まれて、

脳に到達したのか。

健常な状態とは違って、免疫も落ちていたはず。


脳神経外科の医師が私に言った。


「先日Sさん(私)とばったりお会いした時

元気になったラスクちゃんと、あんなに嬉しそうにしてました。

なので、今日はとてもショックを受けました。

僕でもそうなのに飼い主さんの嘆きはどれほどかと思います。」


ラスクは先生自らが診たいと言ってくれた。

そのまま緊急入院。


助かる確率は5割といわれた。


毎日が苦しく、自分と違う人間が私の体を借りて、仕事をしているような感覚。

ラスクのことで頭がいっぱいで

私の細胞はラスクで作られているんじゃないかと思うくらい

毎日毎日お守を握りしめて

離れたところにいるラスクに

声をかけました。


そして

彼はやりました

這い上がってきました。


なんてこんなに強いんだろって

先生も驚くほどの生命力で

打ち勝ちました


退院の日

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毛もこんなに生えてきて


二度も先生に

命を救ってもらった

先生にすりすりして離れないラスクは

「ありがとう」って言ってるんじゃないかってくらい

先生もすごく嬉しそうだった



先生はあくまでも

ラスクの頑張りのおかげだと


強いですと。



生きているラスクを迎えに行けた幸せ感。


あぁ、よかった。

感謝の言葉も見つけられないくらい。



戻ってきました

10日ぶりに

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覚悟しちゃった私を許してね

ラスクはまだまだこの世界で過ごしたいのに


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助けてくれた友人たちに

恩でいっぱいです。

私1人では仕事も一緒に無理だったと思う。


ここから

ゆっくり

静かに

暮らしていきたい


とはいえ時は12月


いっそがしいです


ラスクの調子を見ながら

でも

このタイミングで帰ってきたラスクに

助けられながら

一緒に乗り切ろう

2022年




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