I love Jamie そして「サラの鍵」

大好きなシリーズ。

最近増やした一冊。

イギリスのスターシェフと言われて10数年。レストラン経営、メディア出演だけでなく、子供たちの給食の見直しに真剣に取り組み、当時のブレア首相に多くの賛同者の署名を提出し、結果、給食改善の予算増額を発表させたほど。

彼を知ったのは10数年前にイギリスに留学していたときに、彼の料理番組「Naked chef」を見て。こんなシェフがいるんだ～、それに可愛いし～♪　なんて見始めたけれど、これが面白い。分かりやすい。英語がほとんど分からなかった私でも十分楽しめる、ちょっとしたドキュメンタリータッチの料理番組だった。ジェイミーの実際の家に毎回友達や親戚を招き、テーマ別に料理を作っていく。カメラマンの隣にいるインタビュアー（姿は見えない）と会話しながら番組が進んでいく。

テレビをつければティファールや、イギリスのスーパーマーケットのCM、有名なトーク番組のゲストにも出ていて、親しみ感満載の彼は引っ張りだこだった。

早速彼の本を買ってみた。またイギリスに行っては買う。みたいに。で、集まった本がこれら。

上左が一番最初に買った。で、時系列になっておりますが。。。やせている。若い。昔。でも、やせているのは最初の一冊だけ。その後結婚し、幸せ太りなのかぽっちゃりが定着しているようで。

まぁ、彼の見た目は別として、中身はすべて充実。どれもハードカバーで、レシピもだけど、まるで写真集のようにきれいでおしゃれ。こんなキッチンや、こんなダイニングにあこがれてしまう。テーブルセッティングもラフなのになんておしゃれなんだろ。

どれもおいしいんだな。目からうろこがいっぱいのジェイミー’ｓ　レシピ。

とっても役立っております。メニュー作りに。今でもず～っと一番大好きなシェフ。

 

最近見たDVD。胸打たれました。

１９４２年パリ。いつものように幼い弟と遊んでいた少女サラ。ある朝フランス政府によるユダヤ人一斉検挙が始まります。ユダヤ人であるサラの自宅にもフランス警察が現れ、家族全員を連れ出そうとします。とっさに可愛い弟を納戸に隠し、鍵をかけるサラ。すぐに迎えに来るからねと言って。父、母と共にバスに乗せられ、行き着いたのは自転車競技場。沢山のユダヤ人と一緒に水もトイレも与えられない、暑い中に2日間監禁状態。ここの競技場の名前が「ヴェルディヴ競技場」そこから、この出来事が「ヴェルディブ事件」と名づけられたそう。

その後、アウシュビッツへと移送されます。納戸に閉じこめたままの弟を助けることしか頭にないサラ。彼女は悲しすぎるほど過酷な人生をなんとか生き延びますが、心に背負ってしまうことになる罪の意識に苦しみ続けます。

60年後の現代のパリに生きるジャーナリストの女性とのつながりを紐解いていくのですが、これがとっても上手に描かれていて、ちっとも飽きさせない。重たく悲しいテーマなのですが、少しほっとさせてくれる場面もあったりで。

私はこの事件を正直知らなかったのです。ユダヤ人迫害に関するドラマや映画はいろいろ観ているのですが、この映画もきっと見ていただきたいひとつです。

 

※前回の記事（ホームページビルダー）ではいろんな方からのアドバイスありがとうございました。ちょうど次の日に来てくれたＭａｍ先生にあっさりと解決していただきました。

※明日18日土曜日は5時までの営業です。

 

コメント 6

今晩は♪
大好きなyuzukkoさんのお料理に影響を与えられている
ジェイミーさんに感謝です！！
イギリスに行った事が無くて、お料理も余り知らないのですが
美味しいもの沢山あるのでしょうね(*^_^*)
サラの鍵観てみたいです。
ユダヤ人迫害ものはシンドラーのリストしか観たことが無いのですが
何故迫害されたのだろう？どんな風にと感心があります。
by tomotomo (2013-05-17 23:53) 

tomotomoさん、
ジェイミーさまさまです。大匙何杯とかきっちり計らずに、「ひとつかみ」とか、「手のひらサイズで」とか言うところも性に合ってます。なのに間違いない。どれも本当においしいのです。

「サラの鍵」是非見てください～。そしてぜひコチラも。「縞模様のパジャマの少年」。コレはその種類の中ではナンバーワンの映画です。ぜひみきちゃんと一緒に観てほしいです。残酷なシーンはひとつもないですから。
by yuzukko (2013-05-19 00:17) 

ジェイミーさんのお姿は、昔雑誌でみかけてカッコいいし料理も出来るなんて素敵〜って友達と切り抜き飾ったりしてました。なつかし〜。
最近給食の改善に真剣に取り組むお姿をTVで見かけて、ずいぶん貫禄が出ていたんで「え〜！！」ってがっかりしちゃいましたが（笑）、骨太な活動に惚れ直したりもしてます。
「the naked chef」 yuzukkoさん参考にされてたんですね〜。今度ゆっくり読んでみたくなりました！
by タンポポ (2013-05-20 19:13) 

タンポポさん、
やっぱり？そうなのそうなの、かっこよかったの～
「なんてかわいい青年。え？シェフ～？きゃ～」って感じで夢中で観てましたよ。
もちろんＤＶＤ持ってます＾＾♪
ただのアイドルではなかったんですねぇ。
本でしたらお店に置いてあるのでどうぞ、ごらんくださいませ～
彼の作るてんぷらも本物なんですよねぇ。勉強熱心だ。

by yuzukko (2013-05-21 02:15) 

あ。名前。ワタシはピノコじゃなかったですね（笑）

３０分でディナー仕上げる番組、BS258ディーライフで
何回か繰り返し放送してますよね～
時々見ます。

まな板の上で香辛料とかカンカン！
ナイフで混ぜるのが心地よい～と、どの料理も美味しそ～です♪

キッチンにある鉢植えからハーブもぎとり～投入！

来週またピノコとオジャマします（＾－＾）
by ピノコ (2013-05-22 21:22) 

pinocoさん
そうそう、やってるんですよね～
私もｃｓで見てますよ～　全部録画しております～
今回買った本はその番組のなのです。
これで録画したところ探さなくて済むのだ～
手際はよくって、一見てきとーだけど、絶妙な食材の組み合わせは天才的才能なんだろうなぁって思います。
ハーブもぎ取ったらうちのプランターはすっからかんになります。笑
来週ね～♪
by yuzukko (2013-05-23 21:41)