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ラスクのこと [ラスク&わたし]

こんなに間が開いてしまったのは

文字で表現するのも、言葉でさえも辛くて、

けれども、今日の雨の日、ブログ書きたいなって。

昨日の休みの日、久しぶりに朝までゆっくり眠れたからかな。

頭がすっきりしてます。

毎日寝不足だったので。


そう、

ラスクの事です。


父が他界し、鹿児島との往復もしばらくなくなり、
ラスクとゆっくり普通の生活に戻れると思っていた矢先です。
私が戻ってくるのを待っていたかのように
急激にラスクは悪くなりました。
いつもとは違う行動をとるように。
歯を剥いて、唸る、とにかく怒りっぽい。
抱っこしようとしただけですごい形相で唸って歯を当ててきたことも。
以前のラスクはどこへ行ってしまったのかと、泣いてしまったくらいです。


そんなある明け方、ラスクの異常な行動の物音で目を覚ましました。

壁に頭を押し付け、冷蔵庫の隅に行って戻ってこれない、端へ端へ。

いろんなものをなぎ倒して、おぼつかない足が止まらない。

あぁ、なに、これ、もしかして、、、これって、、、きっとそうだ

先代の柚もこんな行動した。

あぁ、ラスクもか、、なんで、、



その朝、緊急でいつものホームドクターに診てもらい、

その後先生の判断の速さと機敏さのおかげで、


先週。日本大学病院の脳神経外科で診てもらうことができました。

ここまで早かったです。対応が。


飼い主が知りうる、これまでの経緯、異常な行動、ホームドクターの所見、見解

すぐに検査、からのCT


結果を待ち、医師の口から出たのは


「残念ながら」


「脳腫瘍です」と。


そんな気はした。

先代の柚で見てきたから。怖いくらい毎日見てたから。


あぁ、運命ってあんまりだ。

過酷すぎる。


どうしてラスクがこんなことに。

先代の柚だって、脳腫瘍で亡くなった。

飼い主にとって、あんな病気は本当につらい。っておもった。

なのに、

どうして、またも、こんなことが起こるのでしょうか。

ラスクはまだ12歳。

保護犬から6歳で私のところに来て、

一緒に暮らして、まだまだ一緒にいられるはずなのに。

すごく元気で、これまでできなくなったことが何もないくらい丈夫で。

それが突然、

あまりにも理不尽で、理不尽すぎて、もう、茫然とするしかなくて、

何を恨んで、呪ったらいいのか。



ラスクの検査の日、

友達たちが、その結果を待ち望んで待っていました。

けれど、だれにも、結果を知らせることができなかった。

ごめんなさい、いい報告できないです。


一人の友達は

不意に病院の待合室に現れました。

心配で待ってられないから来ちゃったって。

結局ずっと最後まで、先生の話も、一緒に、聞いてくれました。

一緒に泣いて、

買ってくれたお茶とパンを私に差し出して、

黙って、二人で車の中で食べました。

黙って、何も言わず、わたし達を家まで届けてくれました。


ある友達は

電話の向こうで号泣し、

次の日は会いに来てくれて

「悔しい」と、私の目の前で

しくしく泣きました。

それでも、私が楽になれる考え方をバシッと、パーン!と自信をもって押してくれる


そして、ひっそりと、誰もいない時間に私と話がしたいと、訪ねてくれる友達。

泣きながらご飯食べてくれて。二人で浄化。



パッチや、水素水を作るキッドを持ってきてくれて、

あたしをいつも叱咤してくれるありがたい人もいる。先生みたいな。


こんな人たちに私はどうやって恩返しすればいいのかな。


そして、医師と話し合って、

来週外科手術をすることにしました。

積極的で、有効的で、即効性のある

そして、

リスクも一番大きい。

その外科手術を

選択しました。


信じることが叶えられるとは思わない。

見えない力が働くとも思わない。

現実は現実。

シビアであると思う。

けれど、ラスクのこの笑顔はまだまだまだまだ

続いてほしいと思う。

私の笑顔もそれに付随する。

きっとみんなの願い。


願うことは自由だ。
「お父さん、柚、助けてください。ラスクを。そっちに行かせないでね!!」
って
毎朝お願いしてます。

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近影ですよ。

本当普通の顔なの。

この頭蓋骨の中に、そんなものがあるとは。


日大の先生が言ってくれた一言がうれしかった。


「ラスクちゃんは幸せだと思いますよ、あなたのところに来て。

幸せなワンちゃんですよ」と。


また書きます。


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