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UK2019 ①/3 サクッと旅初めのロンドンから田舎町での再会 [イギリス2019]

戻ってまいりました。イギリスから。

一週間の旅でしたが、十分。そんな感じです。

昔はもっともっとって思ったかもだけど、日本に戻る、日本の生活に戻ることも楽しみだった。

一方、あと一日あればなぁ、とか、やり残したというか、行き損ねたところが少々、見たかったなぁって物を少々、残しておいたほうが、なんか、完璧よりいいなって、思ったりしました。

イギリス、今後のまたの楽しみに取っておくってことで。


今回、日本の出国から驚いたのは、出国審査も、入国審査もすべて人ではなく、機械相手。ヒースローで長ーいい列で入国審査に並んだのも過去なんですねぇ。怖い審査官と話をする必要なし。時間短縮、ストレスなし、けれどパスポートへのスタンプなし。これはちと寂しいかな。


British Airwaysで12時間ちょっと。直行便。今回正規で飛行機会社から買ったチケットが一番安かった。

でも機内エンターテイメント(映画とか、音楽とか、映像とか)がいまいちだったなぁ。暇持て余した。


ヒースローから地下鉄ピカデリーラインで一本の駅GLOUCESTER ROADで下車し、駅の真ん前のホテル

Baileys Hotel にチェックインしたのは、もう夜。このホテル、6年前にも泊まって、便利だし、古い感じがいいし、で、今回もここへ。

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ホテルに荷物おいて、散歩に出る。ヨーロッパは夏時間で、日本との時差8時間。

こんなに明るいけど、もうすぐ夜の10時。

この時期はいつまでも外が明るいから、得した気になります。

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ロンドンは路地裏が好き。

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次の朝、さわやかに起床


ロンドンは快晴。

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路地裏の

人の家見て歩くの好き。

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自然史博物館。朝ごはん食べたら来るからね~

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行ってみたかったお店がこの辺り

てくてく歩いてたどり着いた。

最寄り駅はSouth Kensington



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素敵な人が座れば素敵な一枚が撮れること間違いなし ヽ(;▽;)メンゴね〜

この店全部ピンクずくし。ピンクフェチの友達のswさんを連れて来たいと思った(๑˃̵ᴗ˂̵)

こういうお花のモチーフをめちゃめちゃ飾るのがトレンドっぽい。ロンドン。

一番いい席に通してくれた^^


サーモンとアボカドのタルティーヌ さっぱりしていて、おいしい、サーモン肉厚。おいしい!!

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朝からご飯がおいしく食べられる。体調もよろしく。

しばしゆっくりして、

さて!そろそろ、博物館オープン時間だー

「Natural History Museum」 映画「ナイトミュージアム」の舞台

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イギリスの博物館、美術館は、ほとんど、タダ。入場料なし。で入れる。こんな立派なミュージアムが、

どういうことになっているのでしょうか。ただ、入り口にお心づけ、ドネーションの箱が置いてあるので、

こちらに少し、お礼がてら、寄付します。


この写真を見て思ったんですけど、六本木ヒルズの森美術館の入り口に似てないですか~?

なんかあるのかな?

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恐竜大好物。これ声出して動いてました。地元の子供たちと嬉しそうに見とれました。

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そして、この建築が大好きで。

しばしここに立ちすくむ

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素晴らしい眺め。駅みたい。


さて、ホテルに戻り、荷物持って、目指すはLiverpool Street駅。

ここから列車に乗って「Loewstoft」に向かいます。

途中乗り換えして3時間弱の列車の旅。


18年前にホームステイしていたお父さんお母さんに会いに行くため。

お家出てからもたまに遊びに行ったり、日本からも会いに行ったので、

8年ぶりの再会になる。



実は日本を出る2日ほど前に連絡取れて、当日電話で連絡し「今から行くよー」って

パソコンも使い慣れてないだろうし、スマホも持っていない彼らとの連絡が取り合えたのはギリのセーフ。

そしてこうやって会えたのも、もうミラクル。


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この人たちのお家でステイできたから、初めての海外生活、寂しくて、英語も話せなくて、友達もいない、そんな日々からイギリス大好きになれた。

現在80歳。車で送り迎えまでしてくれて、ずーっと保護犬を飼い続け、最近新たに10歳のゆっくりわんちゃんを引き取ったそうな。

私がいた時も大きな黒ラブミックスと、中型犬がいて、特に黒ラブのモリーは私の人生で最高の犬。もう2匹ともこの世にいないけど。あの犬たちがいたから、言葉も発せない私が、寂しいだけじゃない生活に笑いをもたらせてくれた。犬はすごい。。国籍違えど、通じ合えてた。いっぱい慰めてくれた。


この海すごくないですか。

海岸線までずーーーっと草場。

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夕方、たくさんの犬たちが走り回っていました。


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サーモンではなく、タラのフィッシュパイ。


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デザートはチェリーのクランブルにトライフルケーキ

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マーガレット(お母さん)の作るご飯が美味しかったことが

今の私へのきっかけとなった。

あの頃はまさか自分がカフェを開くとは思いもしなかったが。

フィッシュパイ、コッテージパイなどの食事にクランブル、スティームドプディングなどの

イギリス料理はマーガレットから来ているものだもん。


食べるものは大事だ。今も、そしてこの先の人生をも作用する。


18年前、仕事辞めて、上を目指したくて、知り合いも誰もいないこの国へ

一人で来た。

そしてこの二人の家に9ヶ月ステイ。

生まれて初めて、他人の家に世話になる。それも国の違う、言葉も違う、

よくぞこんな世界に飛び込んだものだと、自分でもすごいことしたなって思う。

私の全てだった先代犬の柚を日本に残して一年以上日本を離れた。


デヴィッドとマーガレット夫妻。この二人のもとで生活できた私はなんて恵まれていたのかと実感してる。

質素だけど、いつもお互いの話ばかりしてる。相変わらずの仲の良さ。

簡単に言っちゃうけど、二人で笑いながらお皿洗って拭いてる姿を見たら

人生必要なものは少しでいい。

それだけでいいって

心から思った。

この家に来るといつもそう思わされる。


私の故郷みたい。

元気でまだまだいてほしい。

80歳の二人。

もう会えないかもしれない、それを覚悟して、この家を離れたわけじゃないけど、

もうお別れだ、一生の。。と思ったわけでもないけど

でも、きっと、きっともう会えない。会いに行くのもこれが最後だった。。。と思う。

それでも、今回、会いに行けたこと、

楽しい時間をたくさん過ごせたこと

マーガレットの美味しい食事を堪能できたこと。

デヴィッドと海辺を歩けたこと

何にも換えられない。

私だけの宝の時間、経験。大切にしていてよかった。

「じゃぁね」って二人と別れた。涙はなく。

今になってじんと来る。。けど生きていればわからないかもね、絶対はないもの。


さ、デヴィッド&マーガレットが住んでいた、私がステイしていた街

Norwichへ

移動します。


続く。

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