バイバイ、スタッフかおちゃん。 [カフェでのこと]
スタッフかおちゃん。2016年いっぱいでお店を去りました。ご実家のある福岡に帰ることになったのです。
一見すんごく頼りなさ気で「この子で大丈夫か?」と思わせてしまう。
彼女が働きだしたのが2014年4月15日 亡くなった柚の16歳の誕生日の日でした。
それから2年と8ヶ月。頼りないと思わせた彼女は本当はとっても仕事が出来て、頭がよくて、優しくって、涙もろくて、動じない強さを持った、肝が据わった感のある人でした。。(。・ω・)ノ
お店の大ファンで、よくお客さんに紛れて、スィーツビュッフェやら、ワークショップにも参加したり、その小さな身体の何処に入るんだって位、お店のスィーツやご飯をこよなく愛してよく食べてくれました。隣に座ったお客さんともなんとなくす~っと馴染んでいつの間にか、お客さんのグループに混じってしまう、そんな空気を持った人でした。
彼女のファンだったお客さんも多く、去る彼女に優しい言葉をかけてくれたり、お別れの挨拶をしに会いに来てくれたり、感激でいっぱいな暮れとなったと思います。私もそうです。前もってきちんとお知らせせず、後から気づいて残念がる方も多く。。すいません、私も寂しくっておおっぴらに言えなくって。。。
柚の闘病にも臆することなくスタッフひろえちゃんと自ら一緒に挑んでくれ、皆で柚の闘病に向き合い、介護をしたものでした。恩人です。。。。
かおちゃんと柚↓
この写真は目が見えなくなった柚といっしょのかおちゃん。大好きな写真。↓
そして、柚が亡くなり、保護犬ラスクを迎え入れたときも一緒に居てくれました。
大阪のシェルターから来たばかりのラスクと。一時預かりから里親になったころだな~↓
苦楽を共にした人。泣き笑いを一緒にした人。
最後のお昼のまかないは、かおチャン大ファンのミーちゃんと3人で。
かわいくって、強くって、優しいかおちゃん。そしてお客さんのことが大好きだったかおちゃん。
何処ででも、誰とでも、これからやっていける人だと思う。
うちのお店を気に入ってくれ、一緒に働いてくれて、一緒にいろんなものを見て感じる事ができて、そんな人に出会えて、私は幸せでした。
また、ひょっこりお店に来ることもあると思います。
優しくしてくださった皆さん、「かおちゃんが居たから」って言ってくれた方々、本当に有難う御座いました。