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49日目。 [柚&わたし]

今週の月曜日。

柚が亡くなってちょうど7週間目。いわゆる四十九日でした。

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犬にもそれが当てはまるんだとしたら、とうとうあっちの世界に行っちゃったんだなぁ。。

朝、スタッフかおちゃんに話したら「柚は決まりごと嫌いだから、当てはまらないです。」と一蹴された (≧∇≦)

7週間。う~ん、長かったんだか、どうだったんだか。。。

これまで、泣かなかった日は一日もないけど、笑わなかった日も一日もなくて。

少しずつの変化といえば、寂しさを紛らわすってことをしなくなってきたことかな。そのまま。さびしくって、悲しくなって、泣きたくなったら。。。そのままでいる。そんな感じ。叫びながら泣くこともある。未だに。

変わってきたこと。

最近思い出す柚は病気になる前の、元気でおきゃんな柚。亡くなった当初は病気の姿ばかり思い出していたのに。

なんでだろ。本音はきっと、やはりあの半年間は辛くて苦しかったんだと思う。辛いことばかりじゃない、楽しい時間も、幸せな思いも感じていたけれど。でも、、、

本当は苦しかったんだって、そんな自分自身の正直な気持ちを認めてきているのかも。

元気なころの柚。嬉しそうにカッパを着て、おとなしくビニール袋を被せられて。これが一番濡れない方法なんだよと、カッパ隊2号は文句も言わず、自転車のかごに乗っかってました。

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この姿で雪の中自転車ごとすっ転んで、柚が飛んでいったこともあったっけね。真っ暗で真っ白な夜道でお互い雪まみれになって大笑いしたけどヾ(≧▽≦)ノギャハハ

試合中のテニスコートに入って、そのボールくわえてきちゃう柚とか、呼ぶと余計に向こうに行っちゃう柚とか、雨漏りした水溜りの水を飲んでる柚とか、お隣りのベランダに勝手に遊びに行って粗相して帰ってくる柚とか、「うるせ~」ってふてくされた顔してめんどくさそーに付いて来る柚とか。

道に落ちてるエビフライをくわえながら歩いていたときもあった。いちいち笑かしてくれた。

白いご飯を食べるのがへたくそだったり、物思いに耽っていたり。

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自分のテリトリーを大切にする犬だった。だから、お店の中でも、おうちの中でも柚と私は別の場所に居て。それでも私がどこに居るのかは確認しないと心配らしく、居場所確認するとあっちに行っちゃって。

けど、唯一寝る時間になるとなんとなく二人で寝室に集合し(笑)、くっついて寝ては暑くなって背中を向けあって眠る。病気になる前の去年の12月いっぱいまではそんな日常な毎晩。

 

3月に逝ったデュークと。二匹で申し合わせたかのようにいなくなった。

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亡くなる日、悲しすぎて無理やり目の前からなくそうと、柚のものを捨てにかかってしまった。で、捨て忘れちゃったこれ。

歯磨きセット。

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歯磨きだけは365日欠かさずやっていた。柚も好きじゃなかったと思うけど、抵抗もせず、されるがままに。おかげで17歳で全部の歯が健在だったのが自慢の一つ。大型犬のおやつもバリバリ食べてたもん。

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会いたいな。会いたいよ。

あの温泉饅頭みたいなかわいい手。ぷにゅぷにゅした柔らかい肉球をさわりたい。

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あの柔らかい毛をなでたい。眠くなるとあったかくなる耳たぶにキスしたい。

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離れていても、私が泣いているとすぐに察知し、走って近寄ってきて涙をいつまでもなめてくれた。

そんな犬だった。

「大丈夫?大丈夫だからねっ」て。

前世で柚と一緒だったとしたら、柚は私のお姉さんか、しっかりした友達だったか。今世でもそんな風な間柄だった。

人間の私をいつも心配そうに見ていた。泣いていても、もう飛んで来てくれないけど。

あっちでもそう言ってくれてるかな。

「大丈夫だよ、大丈夫だからね」って。

 

 

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