千羽鶴ならぬ千羽ニット [柚&わたし]
こんなプライスレスな贈り物。たくさんの人たちで出来上がったニット。
ひとつひとつのモチーフを違う人たちで編んでいて、それがひとつになった大作。
「千羽鶴のニット版です」とプレゼントされた。
柚だけでなく、私にまで。
これプレゼントされた前夜、柚が急変した。これで終わってしまうんじゃないかと覚悟するほどの、まるで悪夢のような一夜だった。そんな夜が明けたこの日、予期しないタイミングでみんながプレゼントしてくれた。
寝不足で泣きすぎで顔がひどい状態のこの日はほぼ、ホールに出ず。人様に見せられる顔じゃなかったから。
みんなの一針一針が集まって、こんな大作に。すごい速さでできたんだと思う。みんな、大切な時間をこれに割いてくれたんだと思う。
ニットカフェの主催者の青山先生。そんな彼女のアイディアに賛同してくれた皆様。どうしましょう。どうしましょうというくらい一生の宝物です。
ここからオーラが出ているのではないかというくらいのパワーアイテム。気持ちよく寝てる。
歩くこともできなくなっちゃったけど、けど、ちゃんとわかってる。柚は。みんなのはしゃぐ声にうれしそうに顔を傾けていたから。
わたし用はモデルゆかさんで、こんな感じなんですよ。
千羽鶴ならぬ千羽ニット。
左に柚。右に私。