新年よろしくお願いします&永遠の0 [雑談]
皆様
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
元気に新年を迎えられましたか?
遅ればせながら、新年のご挨拶を申し上げます。
2014年もどうぞよろしくお願いいたします。明日10日(金)より営業再開いたします!
私は大晦日から鹿児島の実家に帰っておりました。
ゆ~っくりと、ゆ~っくりと休日を楽しんでおりました。
大晦日には年越しそばを食べ、
こっち側にあるのは、柚用ね(≧∇≦)
霧島神宮へ初詣に行き、
七草粥を食べ、
一泊で熊本の花房台温泉にも行きました。
そしてお休み中に一気に読んだこれ
なぜならこの映画が観たかったから!!
分かっちゃいたけど、大号泣。
この本のボリュームを2時間の映画にするにはそれなりに難しいところもあるんでしょうね。登場人物がだいぶ省かれ、数人のエピソードが一人に集約されてたりしました。ただ、それほど気になることもなく、多少原作と違った部分もあったにせよ、やはり観てよかった映画でした。本当にいい映画でした。でも、本を読んでからのほうが分かりやすいかな。
鹿児島にも特攻隊が出撃した基地が数箇所あります。そのうちのひとつが知覧(ちらん)。そこにある「知覧特攻平和会館」に10年ほど前に行ったことがあります。特攻隊の青年たちの遺書、遺品、写真がとてもきれいな博物館に展示されています。そしてボロボロになった本物の零戦も。
遺書は自分の家族、母親や妻に宛てた直筆の手紙です。すばらしいほどの達筆。これが若干10代、20代前半の、これから死んでいく若者が書いたものなのかと、信じ難いほどのしっかりした美しい文章です。どれほどの精神力だったのでしょうか。
あの時自分は殆ど勉強しないで行っちゃったのですが、それでもどれくらいいたんでしょうか。3時間は裕に過ぎていました。何ていうか、時間を忘れてしまうほど夢中になっていました。来館している人達がみんな泣いていました。私も何度も何度も見直しては嗚咽が抑えられなかったです。若い彼らがかわいそうで、こんな風に貴重な人材をなくしてしまったことが悔しくてたまらない気持ちになりました。印象的だったのは、欧米人で軍隊の制服を来ていた方がいらしたんです。まだ若い20代くらいの青年でした。日本語が分かるのかどうかは不明ですが、彼も涙でいっぱいの顔で丁寧に見ていました。70年前は敵国だった国の方のはず。今こうやって、犠牲になって逝った若者を思い、一緒に涙していることが、あまりにも違う時代に自分達はいるんだなぁ実感しました。当時の彼らには思いもよらない世の中になっているんですよね。きっと夢のような世の中に。
この本を読んで、映画を観て、またどうしても知覧の特攻平和会館に行きたくなりました。次回帰省したときは時間作ろう。