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1515な柚 [柚&わたし]

ご心配をおかけしております~、うちの柚ちゃんです。

「肛門嚢アプクリン腺ガン」と診断され、外科的手術の後、化学療法(抗がん剤治療)を続けています。

一回目の抗がん剤投与の後、なんら体に変化はなく、どちらかというといつもより元気じゃん!だったのに、2週間目にしてひどい副作用が出ました。

ちょうどお休みの火曜日の明け方、ぐったり動かない柚に驚きました。一緒に寝ている布団にも何箇所かお漏らしをしている様子、顔色はなんていうか、灰色って言うか、土色って言うか、精気がまったく感じられず。前日の夜はおもちゃくわえて走るほど元気だったのに。いったい何が起こったんだろう。。。

不安いっぱいで、朝一番で病院にいくと41度の高熱。健康時6000あった白血球が200まで激減。血小板も測れないほど0に近い。徐々に食べなくなり、水も飲まず、次の日には嘔吐。あぁ、これが副作用なんだ。辛くて苦しそうな柚を見てるだけ。泣いてるだけ。祈るだけ。どうか回復してくれ。

夜中に徘徊する柚が心配で床に布団を敷いて寝る日々。夜中に何度か熱を測り、39度超えると座薬を入れる。柚も私も眠れない。解熱と白血球を上げる処置を毎日して、水を飲まなくなった体に、皮下点滴を施し、3日後にはなんとか自力で白血球を上げるまでに。2000という数字になったときには、病院の奥から「やった~、、あ~、よかった!!」って歓声が聞こえました。スタッフの皆さんの声でした。

やっと日曜日に、一緒にベッドで二人そろってぐっすり眠ることができました。

副作用が出た日。「今日、お仕事お休みの日ですよね。柚ちゃん、ちゃんとお仕事がない日に悪くなるんですね。」って先生に言われました。犬って飼い主のお休みの日が分かるって言うけれど、本当にそうなんですね。

ご飯を食べなくなった柚に涙、食べるようになった柚にも涙。わたしは柚にはへろへろになっちゃうんだなぁ。友達や二人のスタッフにも相当心配かけてます。助けられてます。

そんな副作用から生還した柚ちゃん、4月15日にはきちんと元気な顔して迎えました。15歳の誕生日を。

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クランペット印のTシャツ。「いつまでも元気な看板犬でね」ってラフママさんのお手製。直接渡すと私が泣いちゃうからって送ってくれたもの。温かいお手紙はお部屋に貼ってます。目が痛いのにどれだけ急いで作ってくれたのかな。。。。。。

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持ち寄りパーティで同じ月生まれの8歳、シナモン(右)も一緒にお祝い。

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昨日は2回目の抗がん剤投与。あんなに苦しむ姿を見ちゃうと勇気を出して決断した決意も萎えそうになりました。が、逆に、あれだけ苦しんだことを無駄にしたくない。と、やはり続けることにしました。今度はあんなひどい副作用にはさせないとのことだし。もう少しの辛抱だ。

皆さんからの沢山のエール、本当にありがとうございます。

ある意味すごく貴重な15歳を迎えた感じです。見守られて大切に思ってもらえる素敵な15歳です。

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みなさま、ありがとう。 柚とわたしより。

◆4月24日(水)ワンコ整体のため、17時より貸切です。次回は5月29日(水)16時半~です。10分~15分1500円。 カフェにてオーダーお願いします。ご予約お待ちしてます。