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白い鳩 [ラスク&わたし]

ラスク手術の当日

9/14

友達が付き添ってくれて、

その友達が探してくれた

「がん封じ」と呼ばれている神社にに行きました。


当日の朝、

医師から

手術前に撮ったMRIを見せられて説明を受けたんですけど、

その時点で

「腫瘍を取り切ることができない」自体が判明

なぜかというと、ラスクの頭の真ん中の大きな動脈にその腫瘍が絡まっているらしく

多分生まれつき、大きな動脈が前に突き出しているって。

あぁ、もう、出てくる出てくる、今日の今日でなんでそんなこと~

落とされるなぁ、もう。。。

どよーんとした気持ちで

友達と一緒に朝ごはん食べながら


さぁ、お参りに行こう!!

気を取り直して!!行こう!!


病院から車で30分くらいだったかな。


「鶴嶺八幡宮 淡嶋神社」


車から降り立った時の空気の良さ。

なんか、好き。ここ。って感じた。


本当に小さな神社。

小学校の前に、住宅街にひっそりと存在していた


がん封じの石が置いてあり、

その石と、患部を交互に撫でて三回唱えると願いが叶うと


こんなに神様にすがったことあっただろうかってくらい

一生分のお参りをさせていただきました。


大きな御神木もあり

撫でてくださいと。

いっぱい撫でて、お願い事をしながら。

涙流しながら。

抱きしめました、というより、、抱きしめられた感じ。。。?

「御神木が暖かい」と、友達は言った。


辛くて不安な気持ちを、すごくいっぱい撫でてもらったかのような
ひと時を過ごさせてもらった。
うっそうと茂る木々の先を見上げると気持ちのいい青空が垣間見えて。


そしてこの神社の守り神のような存在が

鳩らしくて、

鳩のおみくじが。

その鳩の置物に願い事を書いてがん封じ石の横に置きます。

たくさん置いてありました。


そんなことをしていたら、

友達が

「ねぇ、見て」と。

その先に


白い鳩が。


かわいい顔してこっちを見ている。

「かわいい」

「珍しいね、白い鳩」

「きれいだね」


その白い鳩が

わたし達についてくる。

おみくじの時も、

お守りを買いにお社を離れても


私たちのそばにいる。


「あれ、ついてきてるよ。」


「ラスクに似てない?」

「こんにちは。どうしたの?かわいいね」


そして、気づくと


「あれ?さっきまでいた白い鳩は??」


どこにもいなかった。

探したけどどこにもいない。




おみくじは、中吉だったから

もう、「病」の項目しか見なくて。

しかしそこには。

「回復の兆し在り」と。


ラスク連れてお礼参りに来ますと

深くお辞儀して、

この場を去り、


術後のラスクに会いに行ったのでした。

幸いに、手術は成功し、ラスクは自らの力で息をしていて。


この日は一枚も写真をとらず、


その日の後も、私はどうしても、あの鳩のことが頭から離れず、

その時の友達に話したら、調べてくれて


すると


鳩そのものが神の使い

八幡宮で見る鳩はとても縁起が良く

それも白い鳩

苦難を乗り越えられる前触れだと


あの白い鳩は神様の使い


今になって、

本当にそうだったんじゃないかと

思えて仕方ない


ラスクは奇跡のように外科手術から回復し

手術できた自体がもう奇跡だったんですけど


先日も先生に

「一か月遅れていたら、命がなかったと思います」

とまで言われ、


今思い出しても、

じんわりと、あの白い鳩のかわいい姿がくっきりと。



またゆっくりと

あの神社にお礼参りをしに行こうと思う


あの鳩さんに会えたら

「ありがとうございます」と伝えたい。


そして、あの神社を探して一緒にお参りしてくれた友に感謝。


不思議な

ラスクの外科手術の一日。


10/6現在

ラスク二回目の放射線治療終えて

元気でいます。


抜糸も済んで、後遺症もなし。

すごい。


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ここの毛生えてこなくてもいいんじゃないかなってくらい

かわいい。

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友達が「だちょうみたい」といった

( ̄∇ ̄;)



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