15周年におもうこと。そして、山中湖へダッシュ。 [雑談]
15周年の11/9の朝
15年前を記憶の奥から引っ張り出ししてみた。
オープン前夜、今でも定番メニューの「牛肉のギネスビール煮」の牛肉がどれだけ煮込んでもちっとも柔らかくならなくて、夜はどんどん更けていき、焦りと不安がどんどん膨らんで。
当時お店の前にあったお肉屋さんが、「これ使ってください」って牛肉を下さった。
スネ肉を使っていたわたしに「スネ肉は難しいですよ、これなら大丈夫だと思います」と助け舟を。
完成したのが夜中の1時だったかな。数時間だけ寝に家に戻り、開店となったのでした。
開店日は予想に反して、ほとんどお客さん来なかった。
お店って開ければ人が入ってくると思っていたから、最初の厳しい洗礼をうけたのがあの時かな。
その代わり、夜は私の知り合いとか、近所の外国人とかで、店が満席になったけど。
一瞬でもオープン日が寂しいものだけにならずによかった。
その後は厳しい日々が続きましたけど。。。思い描くものとはかけ離れすぎていた、現実の厳しさ、
商売をするという難しさを数年かけて、そして今でも、思い知らされています。
だから、オープン記念日には
今よりずっと厳しかった過去、ささやかな優しさとか嬉しさが、数倍に感じたこと
を、思い出すいい機会なんですね。
柚と、旦那さんの遺影に向かって、今があるから、だからこそ、
ありがとうを、泣きながら、手を合わせた、そんな朝でした。
今のあたしをここに置いてくれてありがとうと。
こんなにお花が、プレゼントが、お祝いが、届くようになりました。
置ききれないくらい、お花屋さんみたいに。
こんなに、お客さんに思ってもらえるようになりました。
大切に、お店、やっていきますね。
ありがとうございます。
二人が送ってくれたラスクと、一緒に。
休日の朝、目覚めた目に入ったあまりの青空に、
「よし!!今日は仕事なしだ!出かけるぞ!!ラスク!」
と、午前中に用事を急いで済ませ、
びゅーん!と
山中湖
なんてきれいに輝いているんでしょうか。
富士山に向かって。
いつも前を向いているラスク。
走る走る、
止まっては、
富士山を拝んでいるかのよう
山中湖の紅葉
差し込む光がまぶしすぎるほどのこの日。
なぜかラスクのお尻に青いハートが(・∀・)
静かで穏やかな湖を眺めて。
紅葉の中で食べる、おいしいわたしのハンバーグ(≧▽≦)
この日はさほど寒くなく、ラっちゃんと、水入らずで。
お店の人とおしゃべりしたりで、過ごした遅いお昼ご飯。
さっきの湖にまた戻り、
走るラスクは
たまに私を確認しながら、
そうしているうちに、
陽が落ちてきて
きれいな夕焼けになりました。
すれ違う人たちと、ちょっとおしゃべりしたり、
楽しそうに笑うラスクと、楽しく笑う私と、
大切な休日がまた、終わったけど。
大切な思い出はもう一個増えました。
。。。と思っていたら、またも問題発生なう。穏やかに暮らさせてください~(´;ω;`) こっちの話です。
2019-11-14 10:32
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